「核と人は共存できない」 対談で語った吉永小百合の本気度。 報道ステーションの甲状腺がん問題取上げを大竹まことが絶賛。
「核と人は共存できない」 対談で語った吉永小百合の本気度
日刊ゲンダイ 2014年3月11日
そこで吉永は、地震がないような国なら事情が違うと言いつつ、
「原子力の平和利用なんてない、
核というものは、人間とは共存できないものなんだということを、
事故で初めて自覚した」と明言している。
目を向けるのだ。
「先日、テレビのニュースで見たのですが、
〈集団的自衛権が成立したとき、あなたは戦争に行きますか?〉と、
若い人たちに質問していたんです。
すると躊躇(ちゅうちょ)なく、〈僕は戦争に行きますよ〉と、
答える人もいて……。
そう答えた人の頭の中にある戦争は、
ゲームやコミックスで知っている戦争ではないかと思うのです」
吉永も戦争を知らない世代だが、
ライフワークの原爆詩朗読会を通じ、
平和への思いがさらに強まっているようだ。
また、被災地の悲しみを忘れ、
支持を表明したばかり。
政治色を嫌う女優が多い中、稀有(けう)な存在と言える。
だが、番組スポンサーから睨まれるのを避けるのなら、
政治的な発言は控えるのが賢明だと思うが……。
昨日今日のものではありません。
彼女は大震災のずっと前から同じことを主張している。
他の俳優にも続いて欲しい。
スポンサーに気兼ねして発言を控えるような
ケチな芸能界にはなって欲しくありません」
吉永のこういった批判精神は、彼女いわく、
「婦人画報」の元編集者で平和活動家だった
叔母の川田泰代さんから受け継いだものだという。
耳を傾ける価値は十分ある。
http://youtu.be/eZ8l9kUrLU0
公開日: 2014/03/12
公開日: 2014/03/12
甲状腺がん問題で反響が巻き起こっています。
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昨夜は、往診途上でテレビ朝日の某報道番組を
食い入るように見ていました。
... 子供が甲状腺がんになった母親のコメントが辛かった。
子供にがんができることが
不都合な真実のような言われ方をされることが辛い、
といった内容でした。
加えて「がんの疑い」がある子ども42人。
通常、子どもの甲状腺がんは100万人に1~2人といわれているから、
これはあまりに異常な数字だ。
にもかかわらず、福島県の検討委員会は
「原発事故との因果関係は考え難い」だって。
ふざけるな!
事故後4年だったというから、きっと今後も増えるのだろう。
それでも国や県は「無関係」と言い続けるのだろうか。
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