土地を所有するということ・・・ 復興より支援にエネルギーをそそぐことが、被災者を安心した生活に戻すためには、現実的に可能な支援方法だと思う。

 
現代人には、誤解を生みやすい話だけれども、災害が多発する今、
地球の動きに抗うのは、もう無理がきているのだと思う。

 
災害などで被災した人の土地を、昨日と同じように復興する為に
膨大な膨大なエネルギーを使うのではなく、

 
被災した人が新しく安心して生きていけるように
移住の為の支援をする方にエネルギーを注いだ方が
ずっと現実的に可能な支援方法だと思う。

 
地球も生き物なのだから、人間が所有することは出来ない。

 
人間が地球を、「土地」として所有しているように思い違いをしているから、
決まった場所に執着してしまう事になっていると思う。 

 
大阪を中心に流れている大和川は、時代によって様々に形を変えてきた。

 
古地図を見れば、今とは全然違う所を流れていたりする。

 
地形が変化するたびに、人間も含めて全ての生物は住む場所を変えてきた。
 
 
地形の変化に抗っているのは、土地所有というものに縛られた現代人だけだ。