安倍晋三首相の「大嘘」を暴いたドイツ公共テレビZDF

 

安倍晋三首相の「大嘘」を暴いたドイツ公共テレビZDF
 http://bww.jp/r/2014/03/04/%e5%ae%89%e5%80%8d%e6%99%8b%e4%b8%89%e9%a6%96%e7%9b%b8%e3%81%ae%e3%80%8c%e5%a4%a7%e5%98%98%e3%80%8d%e3%82%92%e6%9a%b4%e3%81%84%e3%81%9f%e3%83%89%e3%82%a4%e3%83%84%e5%85%ac%e5%85%b1%e3%83%86%e3%83%ac/


 
「(安倍晋三首相が『福島の放射能は完全にブロックしておりアンダーコントロールだ』
と発言した)去年の10月以降はメディアに調査結果を話すことを政府から禁じられた。」
 
放射能汚染の専門家への極秘インタビューが衝撃的だ。
 
 
福島第1原発事故から3年の3.11を前にして、
悪化の一途をたどる現状をドイツ公共テレビZDFが取材、
『フクシマの嘘-「隠蔽」「詭弁」「脅迫」』と題した渾身のドキュメンタリー(約30分)を
2月末に放送した。
  
同局は、事故直後からハーノ記者ら取材クルーを日本に派遣して
数々のスクープを報道しており、2年前にも同じタイトルの番組を放送している。
 
今回はその続編というべきリポートであるが、
安倍晋三首相がオリンピック開催を勝ち取るために世界に向けてついた大嘘を
改めて暴露した内容となっている。
 
 
番組の冒頭部分で登場する安倍首相が「皆さんに保証しましょう。
事故はコントロールされています。」と演説でしらを切る部分は、
わざとボカシの映像になっていて
どこかの怪しげな宗教団体の教祖様が信者を洗脳するシーンを彷彿とさせる演出を感じる。
  
 
「政府が右と言っているものを、われわれが左と言うわけにはいかない」と
トップが公言してはばからないNHKをはじめ、
原子力ムラの息のかかった日本のテレビ局に、
このような真実を伝える番組を制作する気力と良心はまだ残っているか?(文責:編集人)
 
 
 
ドイツ公共テレビZDF(02/26/2014)
『フクシマの嘘-「隠蔽」「詭弁」「脅迫」』
 http://youtu.be/8wCehe0iaKc
 
 

 
【内容要旨】
登場人物は、双葉町で墓参りをする井戸川元町長からはじまり、
「フクシマはこれまででもチェルノブイリ事故での同量の核物質が放出されており、
現在も放出され続けており『out of control』である」との見解、
また事故直後の地下水遮断計画が、どのように阻止されたかも
菅直人元首相と馬淵氏の証言でレポート。
 
 
さらに阿武隈川が流域の山系のセシウムなどを集めて、
河口沖では、驚くべき海洋汚染が続いているが全く無視されていることを
京都大学の研究者の現場でのモニタリングで伝えています。
(福島第1原発から80km離れた仙台の阿武隈川の流域一帯が汚染しており、
毎年10テラ(兆)ベクレルのセシウムが海に運ばれ
食物連鎖により驚くべき海洋汚染が進行中。)
 
 
また除染作業がホームレスの人たちを使うヤクザの食い物になっていることを、
仙台の今井牧師と被害者の匿名証言で報道。
 
 
泉田裕彦新潟県知事の「今、新しい『原発安全神話』を作ろうとしている」との見方も
伝えられています。
 
井戸川元町長の「日本政府の非人間性への激しい怒り」を共有する
ジャーナリストチームの優れた仕事です。
 
(ドイツ・ベルリン在住ジャーナリスト、梶村太一郎氏ブログ-反核覚え書き「明日うらしま」より引用。)
 
 
 
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佐高信(評論家)「もの言えぬ社会をつくるな-戦争をする国にしないために-」140916: