宮崎駿がラジオで安倍首相、百田尚樹を「ナルシシズム」と批判! もっと過激な発言も


宮崎駿がラジオで安倍首相、百田尚樹を「ナルシシズム」と批判! もっと過激な発言も…  http://lite-ra.com/2015/02/post-872.html リテラ 2015.02.17 


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「世界的な無秩序がこれからさらには起こってくると思うんです。
そういうときに、安倍さんの言っていることはシンプルすぎる。そういう懸念は僕はもっています」
 


昨日2月16日、宮崎駿監督がTBSラジオ荒川強啓デイ・キャッチ!』に録音出演、
ジャーナリスト・青木理氏のインタビュー取材に応じ、その発言が大きな話題を集めている。
 

まず、フランス週刊新聞「シャルリー・エブド」への襲撃事件の発端となった
風刺画のあり方について問われると、

「まずもって自国の政治家にやるべきであって、
他国の政治家にやるのはうさんくさくなるだけ」と述べ、
「いまのイスラム国の問題も、
日本のやたらに札束をすっているような経済の運営の仕方も、
末期的症状の前駆的症状だと思う」と世界と日本の社会状況を批判。


そして、冒頭で紹介したように、安倍首相へも不信感を口にしたのだ。
 

宮崎監督は、安倍首相に対する意見を、こうつづけた。
「(安倍首相は)もう少し腹になんか複雑なものをかかえて、何かをやらないと……。
そのとき、平和憲法がとても役に立つんですよ。
「俺たちはこの憲法を守らなきゃいけないんでね、そっちにいきたくてもいけないんです」ってね」


また、憲法論議にかぎらず、サザンオールスターズの謝罪問題に象徴されるような
世間に広がる言論の萎縮ムードについても、
「愚かな奴は自粛するだろうし、自粛した程度のものしか考えないで発言したんだろうなと思うんですよ。
それほど、それが世論の大勢を占めているんでしょうか? 
僕にはわからないんですよ」と言明。
“自粛するくらいならハナからやるな”と表現者としての矜持を見せた。
 

さらに、百田尚樹永遠の0』などの“零戦賛美”の風潮にも、
宮崎監督は“そんなものはただのナルシシズムだ”と喝破する。

「それがいちばん楽なんです(力を込めて)。
そうやって総括してしまうのが。
そうすると、そこからいつまでたっても抜けだせないですね。
自分たちの歴史に対するものの見方もそこから抜け出せないです。
もうナルシシズムなんですよ」




今回、番組内で放送されたインタビューは30分程度だったが、
実際は2時間近くに及んだという。

ポッドキャスティングではこのインタビューのロングバージョンが公開されているものの、
放送や配信から洩れた部分には、もっと突っ込んだ話があったらしい。
 

いったい他にどんな発言をしたかの詳細は不明だが、
映画の公開前後のプロモーションでもなければ
滅多に取材に応じない宮崎監督が、
今回、ラジオ番組に出演したのはおそらく、
現在の政治・社会状況への並々ならぬ危機感があったからだろう。


実際、これまでも、宮崎監督はとくに憲法改正を進める安倍首相に対して
強い懸念を示してきた。
 

たとえば、2013年に発行したスタジオジブリの小冊子「熱風」7月号では
憲法改正」を特集に掲げて大きな反響を呼んだが、
このなかで宮崎監督は、

憲法を変えることについては、反対に決まっています。
選挙をやれば得票率も投票率も低い、
そういう政府がどさくさに紛れて、
思いつきのような方法で憲法を変えようなんて、
もってのほかです。
本当にそう思います」


「政府のトップや政党のトップたちの
歴史感覚のなさや定見のなさには、呆れるばかりです。

考えの足りない人間が憲法なんかいじらないほうがいい。
本当に勉強しないで、ちょこちょこっと考えて思いついたことや、
耳に心地よいことしか言わない奴の話だけを聞いて方針を決めているんですから」
と、安倍首相の姑息な改憲路線に加え、
政治家として最低限の知性さえ持ち合わせていないことを断罪。

さらに語気を強めて、こう述べている。
「それで国際的な舞台に出してみたら、総スカンを食って慌てて
村山談話を基本的には尊重する」みたいなことを言う、まったく。
「基本的に」って何でしょうか。
「おまえはそれを全否定してたんじゃないのか?」と思います。
きっとアベノミクスも早晩ダメになりますから」
 


これだけではない。

この発言と同時期に宮崎監督はネトウヨから殺害予告も受けていたが、
そんなものにも怯まず、慰安婦問題や領土問題にも踏み込んでいる。

「(戦前の日本は)悪かったんですよ。
それは認めなきゃダメです。
慰安婦の問題も、それぞれの民族の誇りの問題だから、
きちんと謝罪してちゃんと賠償すべきです。

領土問題は、半分に分けるか、あるいは「両方で管理しましょう」という提案をする。
この問題はどんなに揉めても、国際司法裁判所に提訴しても収まるはずがありません。

かつて日本が膨張したように、膨張する国もあります。
でも、その度に戦争をするわけにはいかない。
そんなことよりも、今は、日本の産業構造を変えていこうという
まじめな取り組みをすべきだと本当に思いますよ。
こんな原発だらけの国で戦争なんかできっこないじゃないですか」


 

多くの評論家たちが批判に晒されることを恐れ、自分の意見を言うことを尻込みするなか、
ここまで言い切る表現者は日本にはいない。
それは向こう見ずだからとか肝が据わっているとか、そういうことじゃない。
たぶん、本気で怒っているのだ。

そもそも宮崎監督は、空襲も疎開も経験している戦争体験者である。
そして、少年時代の宮崎は、航空機や艦船に興味をもつ、いまで言う“ミリヲタ”でもあった。

だが、大学の講義で
「戦争経済というものがどれほど国民経済を破壊するか」ということを知ってからは
“航空機関関係と戦記ものの本を全部捨てた”のだという。


「ものの見方が全然変わってたんです。
経済とか社会とかいろんなものを抜きに飛行機を語るのはくだらないと。
(中略)でも、相変わらずバカがいっぱい出てきて、
零戦がどうのこうのって幻影を撒き散らしたりね。
戦艦大和もそうです。
負けた戦争なのに」
(ロッキング・オン「CUT」13年9月号)


戦争の責任や他国への視点もなく、考えなしで戦争への憧れを語る者は許せない

──だからこそ、安倍首相や百田尚樹のような
都合のいい部分しか見ようとしない“ナルシシズム”の人間を徹底して批判するし、
先の戦争への反省と新たな戦争に突き進もうとする日本に警告をつづけるのだ。



そういう意味では、今回、ラジオで放送されたインタビューだけでは、
宮崎の懸念が十分伝わったとは言えない。

憲法改正という最悪の事態へ進みつつあるいまだからこそ、
宮崎監督にはもっと前面に出ていろいろしゃべってほしいと思うのだが……

問題は、それを取り上げることができるメディアがどれくらいあるのか、
というほうなのかもしれない。

(水井多賀子)



安倍総理が口パクして答弁用原稿を読む練習 【超短編  http://youtu.be/-ceUbxwjt-o




安倍総理が国会の質疑応答の最中に自分の席で口をパクパクさせて、
原稿読みの練習をし­ているシーン。

口パクしながら原稿読みの練習をしている総理なんてのは日本初で、世界初!

一国の総理としての意見も威厳もなく、
総理大臣が官僚の言いなりになっている実態が、一目瞭然。




自衛隊機関紙までも批判する安倍首相「安保法制」のお粗末  http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157311  日刊ゲンダイ 2015年2月19日


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今国会で大きな焦点となっている安全保障法制をめぐる審議。

安倍首相は17日の参院本会議の代表質問で
「法制度の不備により邦人の命を守れないことはあってはならない」と強調し、
邦人救出多国籍軍の後方支援などに自衛隊を派遣する恒久法の制定に強い意欲を示した。

安倍首相本人は「戦争する国」づくりに向けた法整備にどんどん前のめりになっているが、
そんな安倍政権に対し、“身内”が批判の声を上げた。


1952年に警察予備隊(現在の自衛隊)の機関紙として創刊され、
自衛隊手帳や自衛隊装備年鑑なども出版している安保・防衛問題の専門紙
朝雲新聞社」(東京)である。
  

同紙は12日付のコラムで、
米軍が昨年、イスラム国に拘束されたジャーナリストを救出するために特殊部隊を送り込んだものの
失敗した――と指摘した上で、

今の国会審議について<陸上自衛隊の能力を強化し、現行法を改正すれば、
人質救出作戦は可能であるかのような内容だ。国民に誤解を与える>

と苦言を呈したのだ。



さらに、安倍首相が法整備を目指す「自衛隊による在外邦人の救出」に対しても、

<これまで国会で審議してきた『邦人救出』は、
海外で発生した災害や紛争の際に現地政府の合意を得たうえで、
在外邦人を自衛隊が駆け付けて避難させるという内容だ。
今回のような人質事件での救出とは全く異なる>
とバッサリ斬り捨てている。




イラク派遣後に自殺者も
 
自衛隊関係の購読者が多く、安倍首相の「応援団」と思われていた軍事専門紙が、
政府の安保・防衛姿勢に“ダメ出し”した意味は大きい。
  

軍事ジャーナリストの神浦元彰氏もこう言う。
 「『朝雲』は現場の自衛隊員の声を代弁しているのです。
安倍政権よ、ふざけるなと。


例えば、安倍首相は邦人救出を声高に叫んでいますが、
自衛隊員はテロ組織が支配している場所での救出訓練など行っていないし、
そんな武器も与えられていない。

自衛隊員はあくまで他国の侵略から日本を守るために存在するのであり、
在外邦人の救出活動は行動概念にありません。

しかも米軍特殊部隊が失敗する場所で自衛隊が救出活動できるのか。
あっという間にイスラム国側に捕まりますよ」


小泉政権下の04年、イラク復興支援に派遣された陸自部隊が、
不測の事態に備えて独自の行動マニュアルを作っていたことを17日の朝日新聞が報じていた。

政権側の都合で「自衛隊の活動は非戦闘地域」とされたため、
現場がやむを得ず「私文書」として手引書を作っていたのだが、
復興支援でさえこの状況だ。

テロ地域での邦人救出なんて事態になれば、
現場に派遣された自衛隊が大混乱するのは避けられない。


イラク派遣から帰国した自衛隊員の中には、帰国後、戦場ストレスで自殺した人もいる。

仮に対イスラム国となれば、そのストレスは相当でしょう。


安倍首相はそういう事実を理解した上で、自衛隊派遣の恒久法制定などと言っているのでしょうか。
軍事を全く理解していませんよ」(神浦元彰氏)
  

防衛省自衛隊の現場が安倍政権に怒りの声を上げるのは、時間の問題だ。






辺野古集会狙い撃ち? 米軍、後方からつかみかかる  http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104268 沖縄タイムス+プラス 2015年2月23日 09:23


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反対運動を引っ張ってきた沖縄平和運動センターの山城議長に、
米軍側の警備員が突如、襲いかかり、身柄を拘束した。
国会議員らが説明を求めても、米軍側は全く対応せず、
県警も「米軍側が行動した」と答えるだけだった。


集会後、名護署前には市民ら400人以上が集結。
「解放しろ」「不当逮捕だ」と糾弾した。
 


接見した三宅俊司弁護士は
「拘束するために刑特法を使っている。
敷地内に数歩入って刑特法違反はあり得ない」と批判。


米軍による身柄拘束や手錠での拘束、
18日に新基地容認派の名護市議が敷地内に入った際との対応の違いについても疑問視した。