アベノミクス失敗のデータは沢山出ている。株価が上がろうが、国民の生活にはドンドン実害が出始めている。『実質賃金 最大の3.0%減 消費増税で物価上昇』
実質賃金 最大の3.0%減 消費増税で物価上昇
(TOKYO Web)東京新聞:2015年5月19日 夕刊
厚生労働省が十九日発表した毎月勤労統計調査(確報、従業員五人以上の事業所)の二〇一四年度まとめによると、働く人一人当たりの現金給与総額(名目賃金、月平均)は、前年度比0・5%増の三十一万五千九百八十四円で、四年ぶりに増加した。
一方で、物価の影響を考慮した実質賃金は3・0%減で、四年連続のマイナスだった。
実質賃金の下落率は、現在の方法で統計を取り始めた一九九一年度以降で最大。
物価上昇に賃金の伸びが追い付かず、アベノミクスの恩恵が労働者には十分に届かなかった。
厚労省は「消費税率引き上げが物価上昇に拍車を掛け、下げ幅が拡大した」と説明している。
基本給などの所定内給与は0・2%減の二十四万九百二十六円で、九年連続のマイナス。
残業代などの所定外給与は1・6%のプラスで、五年連続で増えた。
給与総額を勤務形態別に見ると、正社員などフルタイムで働く一般労働者は1・0%増加し、パートタイム労働者は0・4%増だった。
働く人に占めるパートの割合が前年度比で0・47ポイント増え30・0%となったため、一人平均の伸び率は0・5%にとどまった。
調査対象となる事業所の入れ替えに伴い過去のデータを見直した結果、一三年度の現金給与総額は当初は小幅プラスだったが、0・2%減に修正された。
実質賃金の算出に使っている物価は住宅関連の一部データを除いた指数を使っており、日銀が物価目標の対象としている生鮮食品を除いた指数より高めに出る傾向がある。
田中龍作 @tanakaryusaku 2015/5/21現行憲法を変えようという首相が、現行憲法の原点となっているポツダム宣言を 「つまびらかに 読んでいない」 と答弁した。ちょっと待てよ。ポツダム宣言の6項に「日本国民を欺瞞し」とある。もしかして安倍首相は6項だけは読んでいるのだろうか? https://twitter.com/tanakaryusaku/status/601566216449208320
安倍首相「ポツダム宣言存じ上げない」で志位氏と討論かみ合わず
(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース 2015/5/20
今国会で初めての党首討論が、20日行われた。約1年ぶりの党首討論では、激しい論戦が繰り広げられた。共産党・志位和夫委員長(60)は、自民党・安倍晋三首相(60)に対して、「ポツダム宣言」を巡り、日本の過去の戦争に関する認識を問い質した。
志位氏は最初に「村山談話では、日本がした過去の戦争を『間違った戦争』としているが、間違った戦争だったという認識はありますか?端的にお答え下さい」と問うと、首相は「先の大戦で多くの日本人の命は失われた。日本は塗炭の苦しみを味わった。惨禍を繰り返してはならない」などと答えた。
不満の表情を浮かべながら、志位氏が次に質したのが「ポツダム宣言」。志位氏によると、1945年8月に発せられたポツダム宣言では、日本がした第二次世界大戦は世界征服のためだったことを明瞭に断じている。
「ポツダム宣言は『間違った戦争』という認識を明確にしている」と前置きし、「総理はポツダム宣言の認識をお認めにならないのですか。端的にお答え下さい」と質問。
志位氏は最初に「村山談話では、日本がした過去の戦争を『間違った戦争』としているが、間違った戦争だったという認識はありますか?端的にお答え下さい」と問うと、首相は「先の大戦で多くの日本人の命は失われた。日本は塗炭の苦しみを味わった。惨禍を繰り返してはならない」などと答えた。
不満の表情を浮かべながら、志位氏が次に質したのが「ポツダム宣言」。志位氏によると、1945年8月に発せられたポツダム宣言では、日本がした第二次世界大戦は世界征服のためだったことを明瞭に断じている。
「ポツダム宣言は『間違った戦争』という認識を明確にしている」と前置きし、「総理はポツダム宣言の認識をお認めにならないのですか。端的にお答え下さい」と質問。
首相は「ポツダム宣言をつまびらかに承知をしているわけではないが、世界征服をたくらんでいた等も今、ご紹介になられました。私はまだその部分もつまびらかに存じ上げませんので、直ちに論評することはできない」と述べた。
志位氏はなおも「私が聞いたのはポツダム宣言の認識を認めるか、認めないかです」と追及。首相は「ポツダム宣言を受け入れて、まさに戦争を終結させる道だったということであります。その後、平和国家として歩み始めたのではないかということ」と返した。
討論は最後までかみ合わないまま、志位氏の持ち時間の7分が経過。
それでも志位氏は「私が聞いているのは、間違った戦争だったことを認めるとおっしゃらないのは、非常に重大な発言。
「その総理に米国の戦争の善悪の判断ができますか」などと迫り、
集団的自衛権の行使などを含む安全保障法制の関連法案の撤廃を求めた。
現代の日本では主に、太平洋戦争での日本の降伏後、
2006年・2012年に内閣総理大臣となった安倍晋三政権によって進められている「戦後レジームからの脱却」とは、今の日本の基本的枠組みの多くが時代の変化についていけなくなったことから憲法改正をはじめとした改革を行うという事である。
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10年前の予言が見事に的中!? 絵本『戦争のつくりかた』: http://youtu.be/M50P5octRVw
【動画説明より】
2014/07/02 に公開
文・りぼん・ぷろじぇくと
絵・井上ヤスミチ
ちょうど十年前に書かれた反戦の書。
「希望を貫こう。未来は変えることはできる」
「希望を貫こう。未来は変えることはできる」
この本は、2004年に発表された作品ですが、
驚くべきことに現在の日本の姿をそのまま予見していたかと思うぐらいの内容のものです。
今の時代にこそ、すべての日本人に読まれるべき作品!
絵本はこちらからも読む事ができます。
http://www.ribbon-project.jp/sentsuku/
http://www.ribbon-project.jp/sentsuku/
戦争のつくりかた - 五代目豆助ファンのブログ - Yahoo!ブログ
読者からの声
おかげさまで、読者のみなさまから多くの声を頂いております。
ほんの一部ですが、紹介させて頂きます。
新・戦争のつくりかた
本書は2004年、忍び寄る戦争の小さな足音に気づいた市民が共同で執筆した、
一種の「予言の書」である。
それから10年。今、新装を施されて再出版された本書を読むと、
予言が次々と実現されつつあることに震撼させられる。
しかし、予言はまだそのすべてが現実になったわけではない。
これ以上予言が的中するのを防ぐために、私たちには何ができるのだろうか。
戦争のつくりかた
この本を読んで、あのころのことを、ひとつひとつ思い出して、身震いしました。
まったくここに描かれたとおり。このとおりだった。
戦争というのは、どかんと一気に始まるものではなくて、
しらないうちに、少しずつ始まっていくもの。
当時、わたしは戦争というものがどういうものか知らず、
注意ぶかく過ごしていなかったので、
毎日の日常が少しずつ変っていっていることに気づかなかった。
わたしのまわりの人たちも気づかずに、「ふつうに」日々を過ごしていた。
はっと気づいたときには、もう戦争のまっただなかにいて、どうしようもなくなっていた。
あのときの状態をどういう言葉で人に伝えられるか、
長い間考えていたけれど、わからなかった。
こんなにきちんと表現してくださってありがとう。
お医者様にいったときに、待合室でいっしょになる、ちょっとものを考えているようなおばあさまがいらっしゃるので、その方にお見せしたら、
「ほんとうにこうでしたわね。こわいですね」といっていた。
(92歳・女性・東京都)
今、日本はおおきなまがり角をまがっているところだとおもう。
けれども、それに気づいている人は少ない。
みんなが気づいたときにはもう遅い。
老人であるわたしはそれを危惧している。
かつて日本が戦争に突進していったときのことを思い出す。
あのころ、日本の新聞は、ヒトラーを礼讃していた。
心から思っているわけではないだろうけれど、多くの人がそれに同調して礼讃した。
反対していた人ももちろんたくさんいた。
高校の記念祭(昭和10-11年ころ)でクラスごとに展示をした。
そのなかには、ヒトラー批判のものがいくつかあった。
今覚えているのは「未完成交響楽」と題したもので、
当時はやっていた映画の「未完成交響楽」を模した舞台をつくって、
楽器のかわりに鉄砲を並べてあった。
自分たちは「軍服茶釜」というのをつくった。
軍服を着た狸が綱渡りをしていて、綱の下には問題山積、
綱の先には月があって、その月に「?」が描いてあるというもの。
展示日の前日に配属将校から「?」をとれと命令され、やむなくとったが…。
「灯台下暗し」というのを作ったときもある。
当時いわれていた「強力外交」を揶揄したものだった。
まだその時分は、そのていどの批判はできたが、それもできなくなっていった。
この本は非常によくできている。
戦争に突入していくようすが、よく描かれている。
少しずつなしくずしに変っていって、
みなが気づいたときには手がつけられなくなっていくようすが。
(87歳・男性・名古屋市)
題名がいい。
戦争は人が「つくるもの」なんですよ。
こういうふうに、知らないうちに戦争になっていくのよ。
それが、ある日突然、防空訓練になったんですよ。
守れ帝都の空を~(?のような歌詞。違うかも)と歌わされて、
爆風で眼球が飛び出る、鼓膜が破れる、と、目と耳を指でおさえて逃げる練習をして。
それが、また、ある日突然、竹槍訓練になった。
空から落下傘で降りてくる米兵をやっつけるんだってね。
教官が「米兵もケツの穴の大きさは日本人と変らんから、ケツの穴めがけて刺せ!」といったので、女学生たちが「ケツの穴なんて、まあいやあね」と騒いでた。
木銃というのもあったわね。
最後は自爆の練習。
手榴弾を靴のかかとにうちつけて安全装置をはずして投げつける練習を繰り返したの。
わたしはしませんでしたけど、
弟や妹は、学校で、モールス信号や手旗信号を習ったそうですよ。
なぜ子どもにそんなことを教えたかって?
子どもを通信手段に使うんでしょ。弾除けね。
(78歳・女性・東京都)
私の率直な感想は・・・・というより、一読したあと涙が何故か流れていました。
難しい法律をくどくど説明されるより
子供向けではありますが説得力があり、大人にも訴えかけられると思いました。
当たり前の内容ですが、子供たちには衝撃かもしれません。
子供だけでなく、その親にも手にとって見てもらいたいです。
自分の子供が戦地に赴く未来がこのままの日本ではくることになると思います。
先日 旦那の会社にシンガポールから出張にきていたシンガポール人の人と話す機会がありました。私が無知なせいもありますが、シンガポールも徴兵制度があるそうで二年間従事したといってました。韓国も台湾も・・。
私は戦争体験も無ければ義務でそういう制度に参加したことももちろんありません。
でも 本当にこの世に戦争さえなければ そういうことに使われている各国の政府予算が、もっと必要な教育や福祉にまわせるのに・・・と考えただけで 心から悲しくなります。
少しずつ勝手に変えられていく日本国憲法をどうやって止められるのかも私にはわかりませんでした。
・・・多くの平凡な人たちがただ願うのは戦争の無い平和な世の中です。
日本に限りません。こういう本がもっともっと世に出ればいいなぁと痛切に思いました。
私個人の意見としては こういう内容を純粋にひろめたいなぁと思いました。
HPも拝見しました。私の知る限りの友達、知り合いには伝えていきたいとおもいます。
(33歳・第1子を妊娠中)
読みました!
でも事実をそのままわかりやすく表現されていて老若男女問わずわかりやすい内容でした。
一番心に残ったのは
「人の命が世の中で一番大切だと今までおそわってきたのは間違いになりました」ってトコです。
戦争があまりにも日常になってしまっていてそれが普通になってしまいがちだけど,
この本を読んだら余韻が残ったというか戦争について考える機会になりました。
私は小学生のときから、戦争について学んでいます。
自分のおじいさん、おばあさんからも、戦争の話を聞きました。
私が生まれてから今まで学んできたことは、
戦争で人が殺される悲惨さ、戦争の愚かさです。
また、私が学んだことで一番大切だと思えることは、
「日本という国は二度と戦争をしない」ということです。
私は二度と戦争をしない安全で平和な国に住んでいる、と自覚できていたからこそ、
戦争についての自分の考えを深め、命の大切さを学ぶことができたのです。
しかし今、その安全な国が崩れかけているのだと、
この絵本を読んであらためて気付きました。
私は今まで、テレビで戦争やテロが起こっている映像を見ていて、胸が痛むことはあっても、
自分の命の危険を感じることはあまりありませんでした。
しかし今は違います。
この絵本を読んで、私たちが危機にさらされていることに気付きました。
それは、自由にものを考えられなくなる、という危機です。
誰もがそれぞれ、自分やみんなが幸せに暮らすためにどうすればよいか、
自分の意見を持てる、この状態こそが平和そのものです。
しかし戦争はそれを奪ってしまいます。
軍事的な行為を「国際貢献」と言ってしまえば、
「戦争だって正しい行いだ」と考える人も増えます。
命の大切さというものをすぐに忘れてしまいます。
このことは爆撃を受けるよりも危険です。
今のままでは、政府が本当に正しいことをしているのかどうか
見抜けなくなってしまうと思います。
私はずっと、平和について考えていきたいと思います。
(16歳・高校生・愛媛県)