安倍首相は豪雨被災地“見殺し”状態
安倍首相は5日、先月21日に続き広島県を再訪したが、13時過ぎから17時ごろまで視察した後は、総裁選不出馬を決めた岸田文雄政調会長と県内のステーキ店で会食。“作戦会議”でも開いたのかもしれないが、結局、頭の中は「総裁3選」でいっぱいなのだろう。
そもそも、酷暑の下、必死の復旧活動中にSPを従えた安倍首相が“やってる感”演出のために現れても、被災者にとっては迷惑なだけではないか。
安倍政権は復旧に向けた「生活・生業再建支援パッケージ」を公表し、今年度予算の予備費から1058億円の支出を決めたが、この程度ではとても足りない。
一方、防衛省は19年度の概算要求で5兆3000億円規模の防衛予算を計上する方針。「武器」の購入に巨額を費やすより、まずは被災地復興に兆単位の税金を投入すべきだ。
【西日本豪雨】安倍総理が補正予算審議もせずに「被災地視察パフォーマンス」に執心!「赤坂自民亭問題」などの野党追及から逃れるためか?
・野党側は一刻も早くに臨時国会を開き、被災地支援のための補正予算の成立を求めているものの、これに応じない安倍総理は、「赤坂自民亭問題」などの豪雨被害の初動対応のまずさを野党から追及されるのを嫌がっているのではとの疑いが浮上している。