福島では子供の甲状腺がんの発症率が300倍になっている。報道ステーションは報じたが、NHKは一切、報じず。

<福島の子どもの甲状腺がん
100万人に310人の発症率!!&5/19報道ステーション(内容書き出し)

みんな楽しくHappy♡がいい♪2014-05-20
 
 
(抜粋)
 
NHKの全国放送ニュース9では、「美味しんぼ」に関しては、
批判的な雰囲気で報道していましたが、
 
今日の県民健康管理調査で
福島の子どもの甲状腺がんが確定と疑い合わせ
て90人になったという事に関して、
一言も報じませんでした。
 
 
報道ステーションは確定の人数50名としてちゃんと報道しました。
 
 
(略)
 
 
100万人に一人と言われた子どもの甲状腺がんが、
なぜこれほど次々に見つかるのか。
今回公表した癌が確定した子どもの人数を調査総数で割ると、
およそ6000人に一人
 

(略)
 

清水修二委員 福島第一県民健康調査検討会:
もしですね、「100ミリシーベルト以下なら影響がない」
という前提で評価してしまいますと、
もうその時点で結論が出てしまっている事になるんじゃないか
と思います。
 
極端な話、健康調査をしなくてもいいということに、
論理的になってしまうんじゃないかというふうに思うんですね。
調査の結果を評価する際に、
これは判断基準にするのは適切ではない
 
 
(略)
 

古舘:
スタジオの恵村さん、いろいろと断定的な意見も
ずっと続いてはいるんですけれども、
やはり低線量被ばくというのは、
子どもの甲状腺がんとの因果関係というものは
まだはっきり分からないという
謙虚な前提に立たなきゃいけないんじゃないか
というふうに思うんですけどね。
 
 
 
恵村順一郎 朝日新聞解説委員:
「低線量被ばくがお子さんの甲状腺にどういう影響を及ぼすのか」
という事について、
今の科学が知り得ているという事は
あまりにも少ないと思うんですね。
 
「影響がない」のではなくて、
「影響があるのかどうか分からない」という事だと思います。
その事をまずしっかり踏まえる必要があると思います。

 
まず大事なことはですね、県民の視点に立って、
検査が受けやすい体制をつくって頂くことだと思うんですね。
 
その上で、出来るだけ多くのデータを継続的、
それから定期的に蓄積していくということだと思います。
 
それからもうひとつなんですが、
検査データを素早く本人に通知するのはもちろんなんですけれども、
このデータから何が分かるのか、
あるいは何が分からないのか、をですね、
丁寧にできるだけ説明をして頂くと。
そして、相談にも応じる体制をつくって頂くことだと思います。
 
県民の不安というのはこれからも長く続く訳ですから、
行政や医療機関には、子どもたちや親のために
その不安に誠実に答える、
そういう息の長い取り組みをお願いしたいと思います。

 
 
古舘:
どうかそこに是非もっともっと寄り添っていただきたいと強く思います
 
 

ーーー

 

悪性、悪性疑い90人

県民健康管理調査の資料を見てみました。
2014年5月19日
第15回福島県民健康調査検討委員会資料


 
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受診者数 が平成26年3月31日現在(2月21日検査分まで結果確定)で
295,511人。
そのうち、結果が分かっている結果判定数が287,056人。
 
 
まり、287,056人中50名が癌が確定していて、
40名が穿刺吸引細胞診等をした結果、悪性の疑いがある。
 
(略)
 
 
では、287,056人で89名の甲状腺がんの発生というのは
100万人に直したら何名になるのか、計算してみました。
310人!(計算間違っていないですよね?)
 
89×100万÷28万7056=310.044033219
あまりにビックリしちゃって、何度も計算し直しました。
 
 
なんと、100万人に一人か二人と言われた子どもの甲状腺がん
100万人に310人!!!
 

現時点での確定している50人で計算してみても、
福島の子どもは、100万人に対して174人の
甲状腺がんが発症している事になります。
 
1~2人と言われていた甲状腺がん
手術をした人だけの50人で計算しても174人になるんです。

 
 
100万人に1~2人 →100万人に310人
 
 
 
300倍も多発しているというのに、
「被ばくの影響じゃない」というのなら、
本当の影響がどこにあるのか、
大きな問題にして調べなきゃいけないんじゃないの?
 
風疹が流行っているとか、はしかが流行っているとか、
そんな時は大騒ぎするのに、
なんか、みょ~に静か。
 
 
風疹と麻疹は多発するとメチャクチャ慌てて
「予防注射しろ」と「奇形児が生まれる」とか
煩い位、とくにNHKは叫んでいるのに、
 
なんで普段の300倍も子どものがんが増えているのに、
黙っているんだろう?
 
  

美味しんぼ」のニュースと一緒に、
甲状腺がんの結果もちゃんと報じるべきだと私は思う。
 
 
 
県民健康管理調査で、
必死になって、「被ばくとの関連性はない」って
否定ばっかりしてないで、
そんなら、本当の原因は何なのか?
鳥インフルエンザより多発してるんだから、
もっと真っ青になって、慌てて調査しているはずなんだけどな。
 
 
 
そんな様子もなく「スクリーニングのせいだ」
とかなんとか言っちゃって、のんびりしている姿が
なお一層怪しくなる。
 
 
 
 
 
 

福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査

http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014051701001676.html
47NEWS  2014/05/18 02:35   【共同通信

福島県の全ての子どもを対象東京電力福島第1原発事故による
放射線の影響を調べる甲状腺検査で、
対象者の約8割の結果がまとまり、
がんの診断が「確定」した人は県が今年2月に公表した数より17人増え50人に、がんの疑い」とされた人が39人(前回は41人)に上ることが17日、関係者への取材で分かった。
 
 
県内の震災当時18歳以下の約37万人を対象に県が実施。
今年3月までに1巡目の検査が終わり、4月から2巡目が始まっている。
 
 
チェルノブイリ原発事故では4~5年後に
子どもの甲状腺がん増加が確認された。
このため県は、今後がんが増えるかどうかなど、
放射線の影響を調べる。
 
 
 
 

首相「風評に国として対応」 美味しんぼ描写

 
 
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安倍晋三首相は17日、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の漫画「美味しんぼ」で
主人公らが東京電力福島第1原発を訪問した後に鼻血を出す場面が描写されたことに関し
「根拠のない風評に対しては
国として全力を挙げて対応する必要がある」と述べた。
 
 
視察先の福島市で記者団の質問に答えた。
 
原発事故によって住民の健康不安や、農作物、
観光産業への風評被害が出ていることに
「根拠のない風評を払拭するため分かりやすく情報を提供する」と強調。
「政府として今までの伝え方で良かったのかを検証し、
正確に情報提供したい」と述べた。
 
 
 
 
 
 
 

原発の事故が、このまま収まらず、拡大したら
福島県は駄目になる。
それは福島にとどまらず、日本全体を破壊する。」
「福島の未来は、日本の未来だ。
これからの日本を考えるのに、まず福島が前提になる。」
(漫画のセリフより抜粋)

 
美味しんぼ最終話。コンビニには結構置いているようです。
本屋では、店頭になかったら、レジで「ありますか?」って聞くと、
出てくるところもあるという話。
 
 
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「週刊ビックコミックスピリッツ」編集長 村山広さんの心意気。
 
最期になりますが、
避難指示区域からの長期避難で将来に不安を覚える方々、
自主避難によって生活困窮に陥ったり
不当な非難を浴びたりしている方々への
一層の支援は必要ないでしょうか。
 
健康不安を訴える方々が、今なおいらっしゃるのはなぜでしょうか。
 
小さなお子さんに対して、野呂美加様のお話にある「保養」を、
もっと大きな取り組みとすることは考えられないでしょうか。
 
このたびの「美味しんぼ」をめぐる様々なご意見が、
私たちの未来を見定めるための穏当な議論へとつながる
一助となることを切に願います。

「週刊ビッグコミックスピリッツ」編集長 村山広
 
 
 
 
 
 
 
 
 

美味しんぼ』休載 首相「風評被害」を強調、再開のメドなく

田中龍作ジャーナル 2014年5月19日 
 
 
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美味しんぼ』休載の告知。=ビッグコミックスピリッツ19日発売号より 
写真:筆者=
 
 
 
低線量被ばくによる鼻血を題材にして、
政府や福島県自治体などから批判を浴びた『美味しんぼ』が
ビッグコミックスピリッツ』(小学館)の本日(19日)
発売号で休載となった。同誌誌面で告知された。
 
 
 
原発推進勢力が問題とする『美味しんぼ』は4月28日発売号。
原発事故以降、鼻血が頻繁に出るようになったという井戸川克隆・前双葉町長が実名で登場するなどして大きな反響を呼んだ。
 
 
佐藤雄平福島県知事は記者会見で「極めて遺憾」と不快感を表明したうえで「正しい情報をしっかり発信していくことが大事だ」と述べた。
 
 
原発推進大元帥である安倍首相に至っては17日、
福島を訪問してあくまでも「風評被害」であると強調した。
 
 
訪問先で『美味しんぼ』について記者団から聞かれた首相は
「政府としては根拠のない風評を払拭していくためにもしっかりと正確な情報を分かりやすく提供していく。
国として全力をあげて対応していく必要がある」と答えた。
 
 
 
佐藤福島県知事、安倍首相とも言論介入と受け止められる直接的な表現を避けているが、出版社や広告主に対しては第1級の圧力である。とりわけ最高権力者である首相の一言は大きい。
 
 
 
NPO法人代表のコメント。『美味しんぼ』が
政治権力から強い批判を浴びたことにより、
鼻血の症状すら口にできない言論封殺の雰囲気ができあがってしまうのだろうか。
 
 
 
 
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ビッグコミックスピリッツ19日発売号より 写真:筆者=
 
ベラルーシでは、年間総被ばく量が
1ミリシーベルトに満たない汚染地域でも内部被ばくを鑑みて、
子供たちを国家の事業として保養に出しています。

保養させた子供たちの尿検査をすると、
体内の放射性物質が著しく減少します。

まずは、国民の健康診断をして、数年間は管理すべきだし、
旧ソ連にならって、せめて子供たちを安全な地で保養させたり、
安全なものを食べさせたりするべきだと思います。≫
 
≪日本では鼻血の症状すら口にできない
言論封殺の雰囲気ができあがっており、
何よりそうした症状を訴える人に対して、
医学が背を向けていることが大問題です。

母親たちにとって、3.11以降、毎日が「否定されること」の連続です。
毎日三度の食卓、学校での様々なイベントや給食、
何か異変を感じて病院に行っても
「因果関係がわからない」「心配しすぎ」と≫
 
 
 
小学館・愛読者サービスセンターによれば
「元々『福島の真実編』はこの号で一度終了の予定だった。
打ち切りではない」と説明した。
再開のメドは「今のところついていない」という。
政府からの圧力について聞くと「ない」と答えた。
 
 
渦中の『美味しんぼ・福島の真実編』最終回は、
主人公・山岡士郎海原雄山の反目しあう親子が手を取り合うシーンで終わった。
 
 
作品の縦線を流れるテーマが親子の確執であったので、
その「和解」を最後に持ってくることによって、
いつ作品が完全に終了してもおかしくない表現になっている。
 
 
いずれにしても『福島の真実編』はこれで終わる。
もし『美味しんぼ』が再開されても、小学館側は原発事故を取り上げることに二の足を踏むだろう。
 
 
 
 

福島県双葉町で鼻血「有意に多い」調査 
「避難生活か、被ばくによって起きた」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140516-00000005-jct-soci&p=1
J-CASTニュース 5月16日(金)19時18分配信

福島県双葉町では、鼻血などの症状の統計が有意に多かった――。
 
岡山大などの研究グループが町の依頼で健康調査したところ、
こんな結果が出ていたことが分かった。
 
一体どうなっているのか。
  
健康調査は、岡山大、広島大、熊本学園大のグループが、
美味しんぼ」で鼻血の症状を訴えた井戸川克隆町長時代の
2012年11月に実施した。
全町民にアンケート用紙を配って調査したため、
町に配布などの協力を依頼した。
 
 
■体がだるい、頭痛、めまい、目のかすみ、鼻血、吐き気…
 
その中間報告が載ったのは、熊本学園大の中地重晴教授が
13年11月に学術雑誌に発表した論文だ。
 
水俣学の視点からみた福島原発事故津波による環境汚染」の
論文によると、住民には原発事故による健康不安が募っていることから、放射線被ばくや避難生活によるものかを確かめるために
疫学による調査を行った。
  
 
比較するために、双葉町のほか、福島県境にあり
放射線汚染地域でもある宮城県丸森町筆甫地区、
さらに原発から離れた滋賀県長浜市木之本町でも調査した。
 
その結果、双葉町丸森町は、体がだるい、頭痛、めまい、
目のかすみ、鼻血、吐き気、疲れやすいなどの症状で、
木之本町よりも有意に多かった。
  
 
特に、両町では、鼻血が特に多く、オッズ比を取ると、
双葉町が3.8、丸森町が3.5もあった。
 
双葉町では、ほかに肥満、うつ病など様々な症状がオッズ比3以上の高い値を示し、両町では、消化器系の病気や神経精神的症状も多かった。
  
 
論文では、「これら症状や疾病の増加が、原子力発電所の事故による避難生活又は放射線被ばくによって起きたものだと思われる」
としており、事故の影響であることを明確に認めている。
 
 
 
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≪【超重要】「福島県双葉町で鼻血が多い」統計資料の存在が判明!
双葉町はデータを隠蔽か?岡山大、広島大、熊本学園大のグループが発表!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2570.html
真実を探すブログ2014/05/17 さんより画像転載。≫
 
 
 
今後は、双葉町が行った住民の動向調査から、被ばくとの関係をも調べる予定だとしている。
  
 
この内容については、原発事故の取材を続けている
ライターの木野龍逸さんが14年5月13日にツイッターで紹介し、
ネット上で話題になった。

 
美味しんぼ」の鼻血描写を巡り、双葉町は2014年5月7日、
「現在、原因不明の鼻血等の症状を町役場に訴える町民が大勢いるという事実はありません」と小学館に抗議している。
  
 
ところが、岡山大などが町に協力を依頼した今回の調査では、
鼻血の症状が有意に多いとの結果が出ているのだ。
 
 
これに対し、木野龍逸さんは、自らのツイートをまとめた「togetter」上で、「なんだか、双葉町の抗議文と食い違ってないですか?」と疑問を投げかけた。
  
 
論文で調査結果を紹介している熊本学園大の中地重晴教授は、
取材に対し、「調査結果は、昨年8月に双葉町に報告しています。
町側は、そのことを忘れているのではないですか」と指摘した。
 
 
最終報告については、岡山大が中心になって論文にまとめる予定だとしたが、双葉町が鼻血の症状は多くないと主張しているため、
「被ばくとの関係については発表できないのではないか」ともした。
  
 
一方、岡山大大学院の津田敏秀教授は、最終報告については、
まだメドが立っていない状況だと取材に話した。
 
ただ、「鼻血と被ばくは関係ないと政府が言っていることは、
科学的な根拠がありません。
チェルノブイリでも報告があるわけですから。
美味しんぼの騒ぎは、重要な問題だとは思っていないですね」
と言っている。
  
 
双葉町の健康福祉課では、取材に対し、町が岡山大などに調査を依頼し、調査結果の報告も受けたことは認めた。
 
報告を受けたのは、現職の伊澤史朗町長のときになってからだが、
なぜ美味しんぼ側に抗議したのか。
 
こうした点などを聞こうとしたが、
「担当者が退職するなどしており、詳しくは当時の書類を調べないと分からない」とし、5月16日夕までに回答はなかった。
  
 
町の秘書広報課では、「鼻血を出す人がそんなに大勢いないことは、保健所の聞き取り調査で分かっています。岡山大などからの報告を受けたわけではありませんが、町民の健康管理については今後検討していきます」と話している。
 
 
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美味しんぼ抗議は「表現の自由侵害」 福島の市民団体


 
東京電力福島第一原発事故をめぐる描写に対し、
福島県が発行元の小学館に抗議したのは、
表現の自由の侵害にあたる」として、
県内の市民団体が15日、抗議文を佐藤雄平知事に送った。
 
 
  
県内の子どもたちの「被曝(ひばく)しない権利」の確立を求める「ふくしま集団疎開裁判の会」など4団体。
 
風評被害を助長する」という県の批判に対し、
同会の井戸謙一弁護士らは
「事実の歪曲(わいきょく)。
(描写は)根拠のない風評ではなく、体験に基づく見解だ」
と反論した。
 
 
 

 

美味しんぼ出版社に大阪府・市が抗議したことを批判

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20140516/4404531.html
NHK 関西 NEWS WEB  05月16日 16時48分
(webニュース関西版でこっそり報じてます)
 
 
漫画「美味しんぼ」の震災がれきの処理をめぐる表現が
「事実と異なる」などとして、
大阪府大阪市が、出版社に抗議したことについて、
がれきの受け入れに反対していた住民グループが記者会見し、
「実際に体調不良を訴える人がいたという話を聞いている」として、
府と市の対応を批判しました。
 
今月12日に発売された小学館の雑誌に連載されている漫画「美味しんぼ」の中に、
東日本大震災のがれきを処理した大阪の焼却場の近くに住む人に、眼などに不快な症状を訴える人が出ているなどという表現があることについて、大阪府大阪市は、「事実と異なる」などとして、小学館に対し、抗議文を送りました。
 

これについて、がれきの受け入れに反対していた関西の住民で作るグループ、「放射能防御プロジェクト近畿」のメンバーが16日記者会見しました。
 

この中で、大阪・箕面市の女性は、
「私たちの周りでも、『アトピーがひどくなった』、
『子どものぜんそくがぶり返した』、『鼻血が出た』という話を
実際に聞いている。
なぜ、府と市が抗議をするのか、たいへん奇異に感じており、
健康不調の訴えを無視すべきではない」などと述べ、
府と市の対応を批判しました。
 
 
 
 
 

大阪市・府が被害報告を受けていた事や、
維新の市議会議員が、
”被害報告や被害調査の報告を含む”陳情書を、ゴミ箱に捨てたと自身のブログに自慢げに載せて(大批判を受け数日で削除)
大問題になったことが丁寧にまとめられています。

  

美味しんぼ橋下徹大阪市長と松井英介医師

みんな楽しくHappy♡がいい♪2011年3月11日。その後私は変わりました。2014-05-18
 
 
 
「大阪おかんの会」の健康調査と
大阪府放射性物質濃度調査の問題点
 
大阪府のガレキ処理による健康影響について
熱心に調査を続けてきたお母さんたちがいます
 
(「大阪市ガレキ本焼却における健康異変報告(Vol.5)
大阪おかんの会」http://ameblo.jp/osakaokan2012/)。
 
 
大阪府が本格焼却を始めた2013年2月以降4月19日までの
集計結果は次のようです。
 
報告人数797名/自覚症状総数1826=2.29(一人あたりの平均発症数)
① 喉の異常・咳・痰…585
② 鼻の異常…鼻水・痛み188+鼻血97=285
③ 眼の痛み・かゆみ…272
④ 頭痛…135
⑤ 皮膚の異常…80
[皮膚の症状:痒み、ピリピリする、発疹、吹き出物(全身)]
⑥ 肺、気管支の異常・息苦しい…86
⑦ 心臓・動悸・胸痛…71
⑧ 倦怠感…55
⑨ 発熱…53
⑩ 腹痛・下痢…38
⑪ 吐き気…31
⑫ 骨・筋肉、関節…23
⑬ 耳、めまい、ふらつき…36
 [耳の症状:痛み、耳鳴り、聞こえが悪い(喉、鼻にも異常有り)など]
⑭ 口内炎…15
⑮ 眠気、ヘルペス、痙攣、その他…61
 
 
その他注目すべきこととして、つぎのようなことが挙げられます。
1.避難してきていた人たちが、
  避難する前に感じたことや症状が同じと感じた。
2.臭いがひどい、喉が痛くなるなどでしていたマスクに
  赤い色が付いた。
3.最初は中国からのPM2.5かと思った。
  しかし強い臭いがしたり黄色いような色が着いたものが
  流れてきて中国からのものでないと思った。
 
 
橋下徹大阪市長は、これら「大阪おかんの会」の調査結果を無視し、大阪府市の住民の健康といのちを軽視した妄言を繰り返しています。
 
 
住民のいのちを守る市長としては、失格だと言わざるを得ません。
 
 
大阪府は、ガレキ処理に際して調査した放射性物質濃度の測定結果を発表しています。
それによれば2012年10月31日に採取された災害廃棄物の放射性セシウムの濃度がキログラムあたり8ベクレル。
また、2012年11月30日に採取された飛灰の放射性セシウムの濃度は、それぞれキログラムあたり37~38ベクレル。
 
 
飛灰の基準値は大阪ではキログラムあたり2000ベクレル
(日本国の基準値は3.11事故後2011年6月3日8000ベクレルとした)ですが、基準値そのものに、胎児や子どもの基準値を示さないなど重大な問題点があります。
 
 
ドイツ放射線防護協会は、乳児、子ども、青少年に対する一キログラムあたり4ベクレル以上の基準核種セシウム137を含む飲食物を与えないよう推奨」しており、それに比べると、38ベクレルは10倍近い値。身体に影響がないとは、断定できません
(松井英介著「見えない恐怖―放射線内部被曝―」(2011年)旬報社刊)。
 
 
ガレキを汚染した人口放射性核種に関しては、放射性セシウムが測定されているだけです。
後述するように、ストロンチウム90など、全ての人工核種の検査が、放射線による健康影響調査には不可欠です。
 
加えて私たちが見落としてはならない大切なことは、
それら人工放射性核種とアスベストや有害な化学物質との複合汚染による健康影響があるということです。