置き去りにされる、“40代非正規“の貧困と孤立 ~ もういいかげん、他人の貧困を他人事のように無関心でいるのは止めましょうや~! 結果的に、他人の不幸は、社会全体に不幸の構造を作ることになるのだから。

 

~ 置き去りにされる、“40代非正規“の貧困と孤立 ~ 

 
もういいかげん、他人の貧困に、他人事ように無関心でいるのは
止めましょうや~! 
福島原発の事でもそうだけど、、、
結果的に、他人の不幸は、社会全体に不幸の構造を作ることになるのだから。
 
ずっと他人に勝ち続けなければ、自分が貧困に陥ることになる社会、
貧困に陥った他人に対して、「自己責任だろ!」って言っている社会では、
誰もが貧困に陥らないように、他人と闘い続けることになる。
 
そして、自らの手で、貧困者を生み出す社会。
 
こんな社会で、心の幸せなど得られるはずもない!
 
心の幸せを得られなければ、なんのために生きているのだろうか?
 
他人より、「ステイタス」や、「スペック」が高いのを競い合って
生きている社会など、生きている価値もない。
 
 
なんで、悪人でもなんでもない人間が貧困に追いやられんといかんのですか?
 
他人より勝ち負けにこだわらなかったら、貧困に追いやられるんですか?
他人より、社会に媚びなければ、貧困に追いやられるんですか?
なんで、日本政府が、愛国心を持てー!と言っているような日本の社会で
日本人同士が生存をかけて闘い合わな~いかんわけですか!!!???
 
 
 

置き去りにされる、“40代非正規“の貧困と孤立“
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawaikaoru/20140522-00035507/
(河合薫) - Y!ニュース  2014年5月22日 15時21分

 
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「助けて」と言えずに孤独死する、“就職氷河期世代”の存在が、
以前、問題視されたことがある。
 
 
そんな彼らも、40代。
 
 
正社員化や、賃金アップなど、“非正規社員に光”があたり始めたような報道が、最近、増えつつあるが、
ミドルの非正規社員を取り巻く環境の厳しさは、あまり知られていない。
 
 
「壮年非正規労働者の仕事と生活に関する研究」の結果が、
公表された。
 
 
「若年非正規労働者(25~34歳)の相対的貧困率が、
23.3%と5人に1人であるのに対し、
壮年男性(35歳~44歳)では3人に1人(31.5%)。
 
 
つまり、40代に突入した“氷河期世代”は、
若い人たちより貧困率が高い」
 
 
こんな厳しすぎる状況が明らかになったのである。
 
 
なぜ、壮年男性のほうが、若手よりも貧困なのか?
 
 
その理由は、「誰が家計を支えているのか?」にある。
 
 
 
若年層の7割が、「親」が家計維持者であるのに対し、
壮年層では58.2%が「自分」。
 
親のすねをかじれる若手と、一家の主として支えなければならない40歳前後とでは、生活に苦しさが異なる。
 
 
また、壮年非正規の身体的な不健康の割合は、
若年層より高く、壮年非正規の15.9%は、
「過去にお金がなくて病院にいくのを我慢したことがある」
と答えているのである。
 
 
 
以前、フィールインタビューに協力してくれた、
非正規で働く40代の男性が、次のようにこぼしたことがあった。
 
 
「今はまだ、母の面倒を見なきゃならないんで、
なんとかなってますけど。自分1人になったら……
ヤバいなぁって思うんです。生きてる意味あるのかなぁ?って」
 
 
 
氷河期世代のこの男性は、二度のリストラを経験し、
現在は、製造業関連会社の非正規社員だ。
 
 
最初の会社は、業務縮小で、大幅なリストラを慣行。
彼の所属部署は消滅し、必然的に彼はターゲットになった。
 
 
二つ目の会社は、外資系に買収された。
日本社員の約半数がリストラされ、彼もその一人だった。
 
 
「やっぱり正社員になりたいですよ。
でも、『あきらめるしかない』かなって。
うん、あきらめるしかないなと思っています。
40過ぎを正社員で雇ってくれる会社は、ありません。
連敗が続くと、まるで底なし沼にいるようで。
あがけばあがくほど、沈んでいく。
そういう自分しかイメージできなくなってくるんです」
 
 
 
「世の中、なんやかんやいっても仕事。
40過ぎて、母親と2人暮らしで非正規だと、
世間はまともな職につけない、
どうしようもない『パラサイト中年』だっていう目で見ます。
『しっかりしなさいよ』とか、
『お母さんも心配してるぞ』とか周りから言われると、相当キツイ」
 
 
 
「すると、だんだんと人と関わりたくなくなるんです。
同級生にも会いたくないし、昔の会社の同僚とも連絡はとらない。
人と会えば会うだけ、他人が妬ましくなる。だから会わない。
今は、母の面倒を見なければならないんで、なんとかなってますけど、1人になったらヤバいです。
さびしいとか、そういうんじゃなくて。
孤独感というより、疎外感に近いかな。すみません。暗い話で。
ネガティブ過ぎて自分が怖いです」
 
 
 
彼は苦笑いしながら、そう話した。
 
そして、「でも、なんか自分の話、聞いてもらったら、少し楽になりました。ありがとうございました」と、頭を深く下げたのである。
 
 
経験した人でしかわらかない重い言葉の数々に、
私は、どう返していいのかわからなかった。
情けない話だ。
 
 
ただ、そのあと、彼が、
「河合さんは、毎日が楽しいですか?」と聞いてきたので、
「そんなことはないです。特に、最近は自信喪失してて………」と
モヤモヤしている出来事を話した。
 
そしたら、「そっか……。河合さんも戦ってるんですね。
応援してますよ」と言ってくれた。
 
 
とんでもなくしんどいはずなのに、「応援してます」だなんて。
うれしい気持ちと申し訳ない気持ちが入り乱れ、
インタビューを終えたのである。
 
 
いったんつまずくと、どんなに頑張ったところで、
力を発揮する機会が激減し、負のスパイラルに入り込む。
そんな厳しい状況に、彼は生きてる力までをも、
失いかけていたのである。

40を過ぎると、両親や家族の問題も加わり、
じっくりと就職活動する時間的余裕も、スキルや資格取得に費やす時間も金銭的余裕も制限される。
厳しい。とんでもなく厳しい。
だからこそ、彼は、
「もう、あきらめるしかない」――。
そんな気持ちになってしまうのだろう。
 
 
 
件の労働政策研究の調査結果によれば、
同じ壮年層でも、正社員の場合の収入は、
500~700万が最も多い(26.15%)。
 
 
一方、非正規では、100~150万が20.7%で、
その格差は年齢とともに広がっていく。
 
 
また、担当職務に、「部下やスタッフの管理」
「会社の事業などの企画」「意思決定・判断」
「専門知識・スキル」「部下や後輩の指導」が
含まれるかどうかを尋ねたところ、
若年より壮年層のほうが、すべての項目で
「まったく含まれない」と回答する人が多かった。
 
 
さらに、「悩みを相談したり、助けを求めたりできる人」の人数を、
「家族・親族」「地域・近隣の人」「仕事関係の人」「学校時代の友人」「趣味・社会活動などを通じた知り合い」「その他の人」
に分けて尋ねた結果……、
若年層よりも、壮年非層の方が少なく、
孤立している状況が示されたのである。
 
 
生活が苦しくて、身体的にも精神的にもしんどくて、
孤独な彼らの生活を、
いったいいかほどの人たちがイメージできただろうか?
 
 
 
正直に言うと、私には彼らの“日常”を、
具体的にイメージできなかった。
 
頭では理解できる。
が、彼らがどんな気持ちで、日々を送っているのか? 
そのリアリティを持てなかったのだ。
 
 
ただ、前述した男性が、
「河合さんは、毎日が楽しいですか?」と聞いてきたのを思い出すと、おそらく彼らの日常には、一つも楽しみがないのかもしれないと思ったりもする。
 
いや、実際は、あるのかもしれない。
でも、それを楽しいとか、うれしいとか、
感じ取るセンサーが機能しない。
 
 
ホントは、彼だって学生時代の友人や同僚たちと
会いたいのかもしれない。
でも、世間の無責任な言葉を浴びて、自尊心が傷つくのが怖い。
 
 
俺の努力が足りないのか?
 
 
俺は能力が低いのか?
 
 
そんな風に思いたくないから、人付き合いを避け、
自分の世界に籠る。
 
孤立することでしか、自分を守れなくなる。
 
 
しかしながら、“人間付き合いのシャッター”を下ろすと、
ポジティブな感情を抱く瞬間は、果てしなく激減する。
 
その結果、ますますネガティブ思考が高まり、孤立し、人嫌いになり、生きる力が失せていくのである。
 
 
 
一旦失職すると、まるで“前科人”のように、
厳しいまなざしが向けられ、這い上がるチャンスが奪われていく。

それが、今の日本社会の実態なのだ。

実に、悲しい現実だが、
おそらく厳しいまなざしをむけていることにすら、
気が付いていない人たちのほうが多いんじゃないかと、
思ったりもする。
 
 
 
「ホントにがんばっているのか?」とか、
「もっとできることからやってみなよ!」と彼等を責める前に、
「自分1人になったら……やばいなぁって思うんです」――。
そう語る男性のような人がいるということも、
どうか忘れないでいてほしいです。
 
 
 
河合薫
健康社会学
 
 
 
 
 
 
 
 
 

憲法に簡単に触れてもらいたくない」野中広務
http://t.asahi.com/et1b
朝日新聞デジタル2014年5月23日20時48分

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野中広務・元自民党幹事長
 
 
今ほど、私の人生を通じて憲法が問題になった時期はない。
 
それだけに憲法は十二分に検討されないといけない。
 
憲法は解釈で決定すべきものではない。
総理は自分の都合のいい答えを出す人を有識者として、
懇談会を設けて答申を得た。
 
 
総理が記者会見で説明した二つの図面は矛盾に満ちている。
個別的自衛権でいける。
 
 
安倍さんは「みなさんの子供や親を守らないといけない」
「国民の命と暮らしを守る」と情緒的にいったが、
攻撃したら攻撃される。
 
 
過去の戦争は多くの犠牲者を出して負けた。
来年は戦後70年。
敵の攻撃を受けない、犠牲を出さないでやってきた。
 
 
 
憲法に簡単に触れてもらいたくない。

政権が、中国や韓国、北朝鮮の近くて遠い国との
関係改善の先頭に立たないと日本の平和はない。
 
想像以上に人口の減少、特に地方の減少が深刻になっている。
 
 
そのときに集団的自衛権の行使容認で
自衛隊という若い人たちが戦闘地に出て行って死ぬ。
若い人たちが死ぬ。
自衛隊志願者がいなくなる。
そうなったら徴兵制が出てくる。
戦争に参加したわずかな生き残りの私たちは、大変な思いをした。

それ以上の犠牲者が出てくる可能性を考えてもらわないと困る。
 
 
(TBSの番組収録で)
 
 
 
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野中さんは悪いイメージをつけられているけど
いつも平和の危機に、抵抗してくれている「抵抗勢力」ですよね!

 
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らっきーデタラメ放送局★第101回『茶番に!一発!川柳だ!』:
 http://youtu.be/D_lUciFvzTQ

 
うおぉおお~!鹿児島 阿久根市 前市長の竹原信一さんが!!!
なんと、満を持して登場!!!民主主義の危機を解説!
聞いてみるしかない!!!