マスコミが報じない、「冷遇された日米首脳会談」と、「景気後退」

日本が景気後退期に入る! アベノミクスにNO! 
ネットジャーナリスト新聞 世の中の騙しに騙されてはいけない!! 2014/11/18(火) 午後 2:22

 
日本は今、リセッション(景気後退)の段階に入った。.
 
BBCは「日本経済突然の景気後退に落ち込む]
ブルームバーグ、ロイタ―等が同様表現。
世界が使うこの表現、日本で何故使わないか。日本メディアは安倍広報紙になっているからだ
 
さすがは、「読売新聞」。他紙比較でも目立つ。安倍政権の広報紙のようだ
 
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景気後退と物価上昇。
アベノミクスの失敗と消費税増税が原因です。
 
「消費税増税は必要」と合唱したマスコミは、それに頬カムリしています。
国民を地獄に突き落としながら、問題点を隠したままの総選挙を看過してはなりません。
 
 
 
二人の距離、会談時間、オバマの表情、
日中首脳会談に劣らず冷遇された日米首脳会談を、
恥ずかしいのか首相官邸HPは掲載しない。
 
NHKも民放もあれだけ日中首脳会談は報道したのにこ
の日米首脳会談はあまり報じない。
 
あまりに情けないからだろう。
 
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(この速報の時間を見ると、会談時間は20分以下でしょうね)
 
 
7-9のGDPのひどい落ち込みを見ると、クルーグマン教授が「消費税を10%に上げたら日本経済は完全に死ぬ」と警告したのは的確な見方だったことが証明されたと思う。
 
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日本は今、リセッション(景気後退)の段階に入った
孫崎享のつぶやき 2014-11-18 07:39

http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar667688

BBCは「日本経済突然の景気後退に落ち込む(Japan’s Economy makes surprise fall into recession)」、
CNBC[日本は経済が景気後退に入り驚かす(Japan shocks as economy slips into recession)]
bloombergは「日本は予想外に経済後退に入る(Japan Unexpectedly Enters Recession)。
ロイタ―等が報じている。
 
 
A:事実関係
 
内閣府は17日、7~9月期の国内総生産(GDP)速報値を発表。
物価変動の影響を除いた実質GDPは4~6月期と比べて0・4%減、
このペースが1年間続くと仮定した年率換算では1・6%減で、想定外のマイナス成長。
GDPは2四半期連続のマイナス成長で、民間調査機関の予想の平均(2・5%増)を大きく下回り、4月の消費税率引き上げ後の景気低迷が鮮明となった。
B評価17 日付WSJ掲載論評
 
日本の7-9月期の実質国内総生産GDP)速報値は前期比年率換算で1.6%減と予想を大幅に下回った。この数字の意味を5つのポイント。
 
 
1.日本は一般的な定義で「景気後退」
 
一般的に経済が2四半期連続で縮小するとリセッション(景気後退)と定義される。
4-6月期の実質GDPは年率換算で7.3%減(前回発表値からやや下方改定された)だったため、7-9月期で2四半期連続のマイナスになった。
4月の5%から8%への消費増税が響いた。
 
 
2. 消費再増税の延期に備えよ
 
現行法では2015年10月に消費税率を10%にまで引き上げるよう定めている。
しかし、安倍晋三首相の側近によると、首相は足元の軟調な景気を受けて
既に再増税先送りに傾いており、
7-9月期GDP速報値がさえない結果となったことで延期はほぼ確実となった。
 
 
3.消費者はまだ増税と苦闘中
 
民間最終消費支出は年率換算で1.5%増となった。
4-6月期の18.6%減からは改善したものの、伸びは鈍い。
背景には自動車や家電製品などの耐久消費財の需要低迷、
消費者がまだ増税に対応しきれていない。
 
日銀の黒田東彦総裁主導の「異次元」金融緩和で物価がやや上昇したものの、
賃金の伸びがそれに追いついておらず、実質所得は減少。
民間住宅投資も年率換算で24%減少。
消費増税に伴う住宅など高額商品の駆け込み購入の反動で
4月の増税以降は需要が急減4. 輸出の伸びは景気けん引には不十分
 
輸出は前期比1.3%増とやや伸びたものの、内需低迷を補うには不十分。
一方で輸入も伸びており、輸出増加の好影響を打ち消す格好。
 
 
5. マイナス成長の最大要因は在庫減少
 
マイナス成長率の最大要因は企業在庫の減少。
民間需要の低迷に直面し、企業は生産を減らすことで在庫の増加を抑えている。
 
 
C:それでも消費税値上げを主張する異常な集団。
 
政府の「点検会合」は17日、「経済・金融」をテーマに4回目の会合
有識者10人のうち7人が賛成し、2人が反対。
 
こういう「有識者」を集めて協議するには何の意味もない。
人選は政府側が行う。
当然予め主張点は確認してある。政府の結論に見合う人選である。
こうした「有識者懇談会」は何の意味も持たないことを理解しておくべきだ。
 
 
    

孫崎享
(元外務省・国際情報局長)元外務官僚で、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て2009年まで防衛大学校教授。7月に発売された『戦後史の正体』は9月時点で8刷20万部の売れ行きとなった。ほかに『日本の国境問題-尖閣竹島北方領土』(ちくま新書)などがある。ツイッターのフォロワーは5万人を超えた。
 
 
 
 

自民党議員の泣き言:妻からも母からも何故総選挙するのかと非難されてます
孫崎享のつぶやき 2014-11-19 09:01

http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar668442
 
最近、ある場所で自民党議員が、内輪の会合で嘆いて見せた。
「妻からも母からも何故総選挙するのかと非難されています」
 
当然だ。
消費税を上げるのに民意を問う。
余りに馬鹿げたことだ。
国民が反対するにきまっているではないか。
 
多分、この議員は自分の妻にも母にも何故解散しなければならないか説明できないであろう。
 
 
そこにあるのは、ただ安倍首相の驕り。
自民党に入れるしかないであろう」
 
確かにその通りだ。
 
今や、責任ある政党は、
「国民が何を考えているか。それを基礎に政策を作ろう」という意識は全くない。
 
私はそれを沖縄選挙に見た。
 
沖縄の県民は普天間米軍基地の辺野古移転に圧倒的に反対である。
そして翁長氏が圧倒的多数で勝利した。
 
しかし、勝利の輪に自民党もなければ民主党公明党もない。
 
 
それが同じだ。
消費税増税絶対反対の中に自民党もなければ民主党公明党もない。
これが今の日本である。
 
 
国民の声を拾う政党はない。
日本は民主主義の機能不全に陥った国だ。
 
その中で何を選択するか。
最悪を排除することしかない。
最悪は安倍首相。この排除しかない。
 
 
 

大義なき選挙」「“盗人猛々しい”選挙」それでも国民は自民党に勝たせるのか
孫崎享のつぶやき 2014-11-19 07:25

http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar668412

 
A事実関係
 
1:安倍晋三首相は18日夜、首相官邸で記者会見し、来年10月に予定されている消費税率10%への引き上げを1年半先送りし、21日に衆院解散に踏み切る意向を表明した。
衆院選は12月2日公示、14日投開票の日程となる。
首相は争点として、増税先送り判断の是非と自らの経済政策アベノミクスへの評価をあげた(18日朝日新聞
 
2:安倍晋三首相は18日、来年10月に予定していた
消費税率10%への引き上げの1年半延期に合わせ、
経済情勢が悪いときに増税を先送りする「景気条項」について、
消費税増税法から削除する考えを表明した。
増税に関しては「再び延期することはない」と明言し、財政健全化への決意を示した
(18日時事)
 
B評価
 
日本には「盗人猛々しい」という言葉がある。
盗人とまで言わぬが、安倍氏の決断をきいてこの言葉を思い出した。
 
すでにツイッターした事だが「マッチポンプ」という表現がある。
 
「マッチで火つけて(消費税増税)、具合が悪くなると(経済に悪影響)、「延期します、私の政策素晴しいでしょう」と開き直る。
 
この政治家は何か誤解している。
 
意気がることが首相のあるべき姿と勘違いしているようだ。
 
「再び延期することはない」と意気がってどうするのだ。
 
消費税を上げて経済は落ち込んだ。
今後も消費税をあげて経済が落ち込む可能性が出ても、自分の「意気がる」姿を見せるために、消費税を上げるというのか。
 
財政健全化と言うが、最近の首相の中で、財政健全化と全く逆のことを行ってきたのが、安倍首相でないか。海外に外遊していったいいくらばらまいてきたのだ。
 
 
国民はもう目覚める時だ。
 
考えてみよう。
 
原発の再稼働賛成ですか」
 
「消費税挙げて、多分法人税下げる動きに賛成ですか」
 
集団的自衛権自衛隊を海外でアメリカ軍のために戦わせるのに賛成ですか」
 
「秘密保護法で国が情報を隠すのに賛成ですか」
 
「TPPで国の主権を喪失していくのに賛成ですか」
 
格差社会を拡大するのに賛成ですか」

 
 
安倍政権位酷い政策を実施する政党はない。
 
今までアベノミクスやらに誤魔化されてきた。
 
アベノミクスやらと消費税引き上げで日本経済は景気後退に入った。
 
何故安倍首相を支持するのか、さっぱりわからない。