はいはい、とうとうきました~ 安倍首相、憲法9条改正へ意欲



シナリオ通り、出来レースすぎるんだけど、
ま~判り切ってた事だったけど。

自衛隊がテロと戦えるようになったことで日本人が守られるというのならば、
アメリカ人がテロの被害に合う事なんか皆無だろうさ。

世界最強の軍隊をジャンジャン派遣できる国なんだから。



安倍首相、憲法9条改正へ意欲                       ニッカンスポーツ [2015年2月3日20時57分]



安倍晋三首相は3日の参院予算委員会で、
邦人人質事件に絡み、自衛隊任務の拡大を視野に入れた憲法9条改正に意欲を示した。
 


自民党は既に9条の改正案を示している。
なぜ改正するかと言えば、国民の生命と財産を守る任務を全うするためだ」と述べた。
 

外国で拘束された日本人を自衛隊が救出できるよう9条改正を求めた野党議員に対し答えた。
 

政府は今国会に提出する安全保障法制で、
現行憲法の枠内で領域国の同意がある場合の邦人救出任務を可能とする関連法改正を目指している。

だが、成立しても中東の過激派「イスラム国」が支配するシリアでの邦人救出任務は領域国の同意が得られず困難だ。

首相は将来的な任務拡大の法整備も念頭に置き、
前提となる改憲の必要性に言及したとみられる。
 


ただ、自民党改憲草案は9条で自衛権行使を幅広く認める内容で、
公明党や野党に慎重論が強い。

加藤勝信官房副長官は3日の記者会見で「まずは国民的な理解や議論の深まりが必要だ」と指摘した。今回の安保法制では警察権に基づく救出任務を想定していると説明した。
 

予算委で質問した次世代の党の和田政宗氏は「外国で拘束された日本人をいかなる場合も救出できるよう9条を改正すべきだ」と提案した。


首相は答弁で「今後、さまざまな事態にどう対応していくか。常に国民の生命と財産を守っていかなければならない。その中で9条をどう考えていくべきか」と問題提起もした。
 


首相はイスラム国へ空爆する米英軍などへの自衛隊の後方支援に関し
「戦闘現場ではない場所での後方支援は(他国軍の)武力行使と一体化せず憲法違反ではない」と述べ、安保法制が整備されれば憲法上許容されるとした。

その上で、政策的判断から実施しないと重ねて強調した。

社民党福島瑞穂氏への答弁。
 
2日の参院予算委で首相は安保法制が整備されても、
イスラム国支配地域での邦人救出任務は「あり得ない」とした。(共同)
 

[2015年2月3日20時57分]





古賀茂明氏が語る「I am not Abe」発言の真意               日刊ゲンダイ 2015年2月2日



安倍首相は「有志国連合」の有力メンバーになりたかった 

イスラム国の人質事件では、ほとんどの大メディアが安倍政権批判を控えている。
そこにあるのは、「人質が殺されそうなときに足を引っ張るな」という情緒論だが、
そんな中、敢然と、しかも痛烈な言葉で安倍首相を批判したのが、
元経産官僚の古賀茂明氏(59)だ。


「フランス人は『Je suis Charlie(私はシャルリー)』というプラカードを持って行進したけど、
日本人は今、『I am not Abe』というカードを掲げる必要があると思う」

テレビ朝日系の「報道ステーション」での発言に官邸は激怒、
ネトウヨたちは大騒ぎとなった。

一方、「よくぞ言った」という支援の輪も広がりつつある。


古賀氏が改めて“過激発言”の真意を語った。

――あの発言が出た直後から、大変な反響だったと聞きましたよ。
官邸の秘書官筋からテレビ朝日の上層部に抗議の電話が入り、大騒ぎになったとか。
古賀さん自身には何かありましたか?


局に対してはいろいろな声があったようですが、僕には直接ありません。
でも、誰かが声を上げて、「これはおかしい」と言わなければ、
太平洋戦争と同じ状況になってしまう。

だから、注目度が高い番組に出た際、考え抜いて発言したわけで、
反論は予想通りですし、むしろ反響の大きさに驚いているくらいです。



――戦前と同じ状況というのは、ついに日本も米国と一緒に泥沼のテロとの戦いに引きずり込まれてしまった。キッカケは安倍首相の軽率としか思えない中東歴訪と、イスラム国と戦う国への2億ドル支援表明です。
多くの日本人が不安を抱えているのに、声に出せない。そんな状況ということですか?



今度の人質事件では、いろいろな報道がされていました。
でも、必ず最後の方は「テロは許しがたい行為だ」「いまは一致団結して、安倍さんの戦いを支持すべきだ」というところに帰結してしまうんですね。
そうなると、あらゆる議論が封じ込まれてしまう。


今は戦前のように治安維持法もないし、特高警察もいませんが、
安倍政権のテロとの戦いに異論を挟むのは非国民だ、みたいな雰囲気が醸成されつつある。


テロリストを擁護する気は毛頭ありませんが、
日本が米国と一緒になって世界中で戦争に参加する国だというイメージをつくっていいのか。
多くの人が違うと思っているのに、誰も声を出せない。
それってやっぱり、おかしいでしょう。



――順番に伺います。
古賀さんは安倍総理が中東歴訪以前に後藤さんが人質になっていることを知っていたという前提で話された。
「臆測でものを言うな」という批判もありました。
一部報道では当初10億円、その後20億円の身代金要求があり、奥さんは外務省に相談していたと報じられたからですか?



政府はずっと前から知っていたことを認めましたよね。
でも、それは官僚だった私から見れば当たり前のことでした。
こうした情報に接した官僚が上に上げないということはあり得ません。
あとで情報を上げなかったことが分かったら、大変な失態になるからです。
大臣秘書官、次官、官房長にはすぐ上げる。
同時に官邸の外務省出身の秘書官にも連絡がいくはずです。

その秘書官が安倍首相に伝えないということもあり得ない。
伝えなければ、大きなリスクを背負うし、伝えて損をすることはないからです。



――だとすると、この時点で官邸・外務省は身代金を払わない方針を決めたのか、
「放っとけ」とばかりに無視したのか。右往左往しているうちに時間が過ぎてしまったのか。



10、20億円程度であれば、官房機密費で払えます。
まして、1月には安倍首相の中東歴訪が控えている。
身代金を払って解決させる選択肢もあったはずですが、
官邸にそういう提案をして却下されたのか、
それさえできない雰囲気だったのか。
いずれにしても、人命よりも優先させたい事情があったとみるべきです。


――それは何ですか?


安倍首相は対イスラム国の有志国連合の有力なメンバーになりたかったのだと思います。
世界の列強と肩を並べて、認められたい。
それが安倍首相の願望であるのは間違いないと思います。

そんなときにイスラム国に身代金を払ったことがバレたら、米英に顔向けできなくなる。
そんなリスクは背負いたくない。
後藤さんの命よりそちらを優先したのです。




世界の大舞台で“二枚舌外交”を繰り広げる安倍首相

――なるほど。
そうなると、安倍首相がエジプトでイスラム国に宣戦布告するような言い方で、
2億ドルの支援表明をしたのも分かりますね。


有志国連合として認めてもらうために
空爆や武器供与をしたいけど、現行の憲法ではできない。
できるのは人道支援くらいです。

そこで、イスラム国を名指しして、
そこと戦うためのお金であると聞こえる言い方をした。


他にもテロ組織はたくさんあるのに、イスラム国にだけ言及したのは不自然ですし、
本来、人道支援というのは武力紛争にはかかわらず、
どちらにも加担せずに、政治的意図を排除して、人道主義の立場から行うもので
日本はいつもそれを強調していた。


ところが、あの演説は
人道支援というトーンを弱めて、軍事的政治的意図を込めた支援であるような言い方をした。


この発言を米英は歓迎したようですが、
身代金を取れずに焦れていたイスラム国にしてみれば、これで交渉の余地なしとなった。
「宣戦布告された」となったのだと思います。



――安倍首相は動画が公開された後、盛んに人道支援だと強調していますけど?


最初は人道支援ではなくイスラム国と戦うための支援であるかのように装い、
これは失敗したと思ったら、急に人道支援を強調する。
二枚舌外交です。

五輪プレゼンテーションの汚染水発言もそうでしたが、
世界の大舞台で大嘘をつく。
それが安倍政権の特徴です。



――「人命第一」と繰り返していますが、これも怪しいもんですね。


25日、NHKの日曜討論で安倍首相は
「この(テロ殺害事件)ように海外で邦人が危害に遭った時、
自衛隊が救出できるための法整備をしっかりする」と言いました。

これは驚くべき発言で、イスラム国が聞いたらどう思うのか。

人命第一と言いながら、その交渉の最中に
「いまは戦争できないけど、法律を改正したら、おまえたちを叩くために自衛隊を出すぞ」と言ったわけです。


普通の感覚であれば出てこない発言で、
安倍首相は中東で米国と人質奪還の共同作戦をやりたいのでしょう。
人命のかかった危機を「政治利用」しようとするとんでもない発言です。



――でも、そうなると、日本人は対テロ戦争に引きずり込まれる。
世界中でテロの標的になってしまう。


中東での日本のイメージとは「戦争をしない国」です。
ポジティブな平和ブランドがあるんです。
安倍さんはそれをぶっ壊そうとしている。


少なくとも政治的にも軍事的にも、米国の正義=日本の正義というイメージで走ろうとしている。安倍さん自身の願望でしょう。


でも、日本は米国とイコールではありませんよ。
日本は世界に敵が少ないんです。


一方、米国はシンパもいるが敵も多い。
おそらく、米国ほど敵が多い国はないと思いますよ。
途上国では中国よりも嫌われている。



イスラム国がやっていることはめちゃくちゃですが、
その根底には米国がイラクアフガニスタンで無実の女性や子供、民間人を大量に殺戮した過去がある。
その報復は国際法上は許されないが、メンタリティーとしては理解できる。
だから、イスラム国は急拡大したのでしょう。


そんな中、米国の正義=日本の正義で、
米国の敵=日本の敵というイメージがつくられつつある。


イスラム国のPR戦略の巧みさもありますが、
安倍さん自身がそういう認識の政治家であるというのも真実だと思います。



――ちょっと待ってください。
多くの日本人は米国の敵=日本の敵なんて思っちゃいませんよ。
中東で戦争しようとも思っていない。


だからこそ、「I am not Abe」というプラカードを掲げる必要があるのです。
私たちは安倍さんとは違う、
安倍さんは変なメッセージを送ったが、彼は日本国憲法を踏みにじるおかしな人だ、
普通の日本人じゃない。
我々は違うということを、世界に訴える必要がある。


安倍さんのもとに結束しろという意見があるが、それは危険です。


「I am not Abe」ということで、
日本人の命を守るには、安倍さんの考え方を否定すべきだということを言いたかったのです。


憲法の前文を見てください。
日本はあらゆる国と仲良くし、それを通じて、世界平和に道を開くことを基本理念にしている。
日本を攻撃しない人々を敵にするのは、憲法上、許されないのです。

この理念は後藤さんの考えと共通しています。
「I am Kenji」ですね。
そうしたことを訴えるべきで、
さもないと、世界中で日本人はテロの標的になってしまいます。


▽こが・しげあき 1955年、長崎県生まれ。東大法卒。通産省へ。行政改革などにかかわり、改革派官僚として名を馳せる。2011年に退職、評論活動へ。「日本中枢の崩壊」(講談社)が38万部のベストセラー。近著は「国家の暴走 安倍政権の世論操作術」(角川oneテーマ21)。




安倍首相の「コントロール」発言に、思わぬところから“違”論──「ずっと不安定な状況」(田中規制委員長)、「制御できていない」(山下東電フェロー)    TABIBITO 2013/9/15(日)


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中東専門家 TVで人質事件の政府不手際指摘部分カットされた     NEWSポストセブン 2015.02.02 07:00


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イスラム国よる邦人人質事件では、昨年9月にイスラム法学者中田考氏や
ジャーナリストの常岡浩介氏が現地入りし、イスラム国側と湯川遥菜氏の解放交渉にあたった。
 

だが、交渉途中で2人が一時帰国したところに警視庁が
「私戦予備・陰謀」容疑で強制捜査に入って交渉ルートを潰している。


常岡氏は会見で
「警察は湯川さんを助け出せる可能性があることを知っていたはず。
湯川さんが助かっていれば、後藤(健二)さんも無理に現地に行くことはなかった」と
政府の対応に疑問を投げかけている。
 


安倍首相がいくら
「あらゆるルートを通じて情報収集を行なってきた」といっても、
事実は日本政府が民間人による救出活動を妨害し、
他の救出手段がないまま湯川氏は命を失った。


現在のメディア・野党をめぐる空気は、
政権批判をすると「非国民」扱いされるというものがある。


池内沙織・共産党代議士が政権批判をしたツイートが炎上し、
その後削除したのが典型例である。
 

そして、新聞・テレビは
一連の政府交渉の失態を一切指摘しようとしない。


人質事件でテレビ各局に出演している中東専門家が異常な情報統制の実態を語る。

「テレビの収録で、政府の対応の不手際で湯川さんが殺害された問題や
後藤さんを巡る3か月間の交渉が失敗した問題を指摘しても、
編集段階でカットされて番組で報じられることはない。
生放送でも、司会者が話題を変えてしまう。どのテレビ局も対応は全く同じでした」


週刊ポスト2015年2月13日号



関係がないと言いつつ、話を結びつけようとする人たち                   みんなどこか変わってるから大丈夫 2015-01-28


もし、ぼくが日本の首相で、
真剣に「国内外で日本人がテロなどの被害に遭わないよう」に考えるならば
世界で一番「テロ」に遭いやすいと思われるアメリカとイギリスから
距離を置くこと…を真っ先に考えるでしょう


それなのに、安倍は(イギリス以外の)ヨーロッパ諸国以上に
アメリカとの一体感をアピールし
アメリカが主導する「テロとの戦い」の後方支援も可能にする安保法制をつくろうとしてる…

これでは、ますます日本人が海外で狙われる可能性が高まるだけなんですけど

もしかして、安倍たちは、そういうコトを狙って、安保法制の追い風にしたいんでしょうかね…
(こんな人が「日本人の生命」を大事に思ってるとは、到底思えません)




今日の画像…騙されたらあきません                                  みんなどこか変わってるから大丈夫 2015-01-31


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「奴らは敵だ」…と、ぼくたちにわかりやすい答えを提供し
「我々は攻撃されている」…と、ぼくたちを不安にさせ
「敵を敵と思わないのは愛国心がないからだ」…と、自分たちの意見を押しつけてくる、

そんな人の言うことはほとんどデタラメなので、騙されたらあきません



ヒトラーの右腕だった高官が戦後の裁判でこんな趣旨の証言をしたという。       「国民は戦争を望まない。しかし、決めるのは指導者で、国民を引きずり込むのは実に簡単だ。   外国に攻撃されつつあると言えばよい。   それでも戦争に反対する者を、愛国心がないと批判すればいい」。だまされてはいけない。

今、安倍政権とマスコミがしていることに、あまりにも似ていますな。。
コワイコワイ。







フランスの歴史学者アンヌ・モレリ 『戦争プロパガンダ10の法則』  

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東京新聞1月21日

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戦争プロパガンダ10の法則。。。 - ブリキソ之【豆】 (id:burikiso / @brikiso)

『戦争プロパガンダ10の法則』

(1) 我々は戦争をしたくない。

(2) しかし、敵側が一方的に戦争を望んだ。

(3) 敵の指導者は悪魔のような人間だ。

(4) 我々は領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う。

(5) 我々も誤って犠牲を出すことがある。だが、敵はわざと残虐行為におよんでいる。

(6) 敵は卑劣な戦略や兵器を用いている

(7) 我々の受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大。

(8) 芸術家や知識人もこの戦いを支持している。

(9) 我々の大義は神聖なものである。

(10) この戦いに疑問を投げかける者は裏切り者である。


戦争があるたびに、
まったく同じプロパガンダが繰り返され、
世論が操作されてきた。

戦争が終わると、
世論は騙されていたことに気付く。

しかし、
次の戦争がはじまると、
また同じプロパガンダに騙されてしまう。

今度こそ、
プロパガンダは本物だと信じてしまうからだ。


 

愛国心とは、ならず者達の最後の避難所である
NAVER まとめ 更新日: 2014年11月24日

http://matome.naver.jp/odai/2137929527565249701

 
今日の大きな悪魔は愛国心
愛国心が大戦をもたらすのだ
出典:チャールズ・スペンサー・チャップリン(喜劇王、俳優・映画監督)
 
 
ナショナリズムは小児病である。それは国家の麻疹(はしか)である
出典:アルベルト・アインシュタイン(物理学者、ノーベル物理学賞受賞)
 
 
不思議なことだ、いつの時代においても
悪人は自分の下劣な行為に、
宗教や道徳や愛国心のために奉仕したのだという
仮面を着せようとつとめている
出典:ハイネ(ドイツの詩人)
 
 

愛国心を持つなら地球に持て。魂を国家に管理させるな!
出典:ジミ・ヘンドリックス(“伝説”のギタリスト)
 
 

愛国心とは喜んで人を殺し、つまらぬことのために死ぬことだ
出典:バートランド・ラッセル(哲学者、ノーベル文学賞受賞)
 
 

愛国者は常に祖国のために死ぬことを口にするが、
祖国のために殺すことについては決して語らない。 

出典:バートランド・ラッセル(哲学者、ノーベル文学賞受賞)
 
 

恐怖心や愛国心によって人を殺すのは、
怒りや貪欲によって人を殺すのとまったく同じく悪い

出典:ヘンリー・ミラー (アメリカの小説家)
 

愛国心と言う卵から、戦争が孵化する 
出典:モーパッサン(フランスの小説家)
 

 
人類から愛国心を叩き出してしまわないかぎり、
あなたがたは決して平穏な世界を持たないだろう 

出典:バーナード・ショウ(戯曲家、劇作家、ノーベル文学賞受賞)
 
 

愛国心とは、自分がそこに生まれたという理由で、
その国が他より優っているとする信念のことだ。 

出典:バーナード・ショウ(戯曲家、劇作家、ノーベル文学賞受賞)
 
 

愛国心とは、道理を超えた自国崇拝である。 
出典:ジョージ・ジーン・ネイサン (米国の演劇評論家、雑誌編集者)