イスラム国は、何故イスラム国と名乗っているのだろうか? イスラムのイメージを悪くして、中東の治安を悪くさせることになるのに。。。


国内のイスラム教徒 大阪で炊き出し 「人に優しく、平和に暮らすのが本来のイスラム教」 朝日新聞デジタル 2015/02/01 23:32)



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国内のイスラム教徒も怒り 「言動、理解できない」

関西に住むイスラム教徒(ムスリム)の有志が1日夜、
大阪市内でホームレスへの炊き出しをした。

イスラム国」に拘束された後藤健二さん(47)とみられる遺体の映像がインターネットに投稿されたこの日、「人に優しく、平和に暮らすのが本来のイスラム教だと知って欲しい」と活動した。


昨年11月、「日本人のために何かしたい」と有志で話し合って始めた。
この日で6回目。
パキスタンや日本など様々な国籍のムスリム約20人が参加した。

カレーやコロッケ、ケーキやクッキーなど100人分を手作りし、
ホームレスに「寒いですね」などと声をかけながら振る舞った。


日本人人質事件について、参加したマレーシア出身の会社員ゾルカナイン・ビン・ハサンバセリさん(40)=大阪府河内長野市=は
「僕たちは『人を殺していい』なんて教わっていない。
イスラム国』の言動は理解できない」、


インドネシア出身の主婦フィトリアナさん(34)=大阪市=は
イスラム国はイスラム教徒の代表ではない。
イスラムは助け合いを大切にする宗教です」
と話していた。


炊き出しは今後も月1回のペースで続けるという。


朝日新聞デジタル 執筆者: 花房吾早子 2015/02/01 23:32)




日本ムスリム協会イスラム国」を非難                     NHKニュース 2月2日 17時45分

イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件を受けて、
東京にあるイスラム教の団体は
「残虐行為は、教えに反するものだ」とする声明を出し、「イスラム国」を非難しました。


東京・渋谷区にある日本ムスリム協会は、後藤健二さんたちが拘束されたことが明らかになったあと、声明を出して早期の解放を求めてきましたが、後藤さんが殺害されたとみられる動画がインターネット上に投稿されたことを受けて、2日、新たな声明を出しました。


声明では、犠牲になった2人に哀悼の意を表したうえで、
コーランの『尊いものとされた生命を奪ってはならない』という文章を引用し、
「残虐行為は、教えに反するものだ」と「イスラム国」を非難しました。


日本ムスリム協会の樋口美作理事は
イスラム教は平和の宗教です。
残虐な行為は言語道断で、日本だけではなく、世界のムスリムを裏切るものだ」
と話していました。






イスラム国リーダー「米国から財政支援を受けた」              ロシアの声 1/29 11:40

http://japanese.ruvr.ru/news/2015_01_29/282535273/


イスラム国のリーダーの一人が、米国から資金援助を受けたと語っている。
パキスタン紙「トリビューン」をもとにロシア24が伝えた。

ラホールで収監されているユザフ・アル・サラフィ氏は22日、尋問の過程で、
パキスタン部隊の設置、またシリアにおける軍事行動用に若者を選別することについて
、米国から財政支援を受けた、と述べた。

新兵には各600ドルが支払われたという。
「米国は自分の利益のためにイスラム国を支援したという印象を払拭するためにこそ
シリアでなくイラクイスラム国攻撃を始めたのだ」。

Vesti.ru





(ニュース解説)テロを防ぐ具体的方法・・・アメリカの本当の気持ち  武田邦彦 (中部大学) (平成27年2月4日) | 晴耕雨読 - teacup.ブログ“AutoPage



 「テロを憎む」とか「テロは許せない」と言われます。あまりにも当然で、こんなことを20年も言っているのだから、テロを無くそうとはしていないことは明らかです。人というのは本当に目前のことを解決しようとすると、必死にその「方法」を考えます。

「食べていけない」というとその社会に文句を言う先に、ともかく就職先を探しますし、子供の成績を上げようとすると「どうしたら成績が上がるだろうか」と考えます。

つまり単に「テロを憎む」と20年も言っている状態というのは、「本当はテロをなくしたくないけれど、表面的にはできるだけ強く言っておいて、裏ではテロが発生するように行動する」ということだからです。

アメリカは巨大な軍事産業と闇の資金を抱えていて、「常に戦争をしなければ国家が成り立たない」という状態にあります。そのために、すでに戦争が終わって70年を経るのにまだ日本や韓国に多くの軍隊を駐留させています。

第二次世界大戦後も、ベトナム戦争キューバ危機、アフリカ紛争、アフガニスタン、そして中東と限りなく戦争を続けています。もちろん、アメリカにとっても若者を遠い異国に駐留させ、あるいは戦争になったらその命を奪うのですからデメリットもあります。でもそれを超えたメリットがあるからこそ、戦争を仕掛けるのです。

その典型的な例がフセイン大統領を絞首刑にしたイラク戦争でした。

遠因となったのは9.11のニューヨークのテロ事件ですが、まずは話をスッキリさせるために9.11から始めたいと思います。このテロの犯人がアルカイーダであり、首謀者がビンラディンであるとしてアフガニスタを攻めます。ここまでは問題はありますが、一応の筋は通っています。

しかし、当時のブッシュ大統領は国内事情と自らの支持率との関係で、どうしても戦争を拡大しなければなりませんでした。日本に住んでいて平和の中で人生を送っていると、わざわざ戦争したくないはずだという先入観がありますが、そんなことが本当なら、アメリカは自らの意思で戦争をやめることができるのですから、「お人好し」の議論をしているわけには行きません。

アメリカが常に考えていることは、どうしたら戦争のきっかけを作ることができるかということです。その一つが「フセイン大統領が大量破壊兵器を持っている」ということでした。戦争をしたくないなら、こんな大げさなウソをつく理由はありません。

でも、アメリカは今まで、インディアンとの戦い、スペインとの戦い、日本、そしてベトナムとの戦争でしたが、今では「テロを増やすための行動」をやっています。それが2014年(昨年)の夏にアメリカがイスラム国を空爆し、兵士6000人、民間人2000人も殺害しました。イスラム国の隣にアメリカがあるなら、まだ「自衛のため」といえますが、国連も無視して自分だけの判断で空爆をするのは「テロを増やしたい」からと考えられます。

表面で言っていることだけを考慮するような「子供のような日本人」から脱する必要があるでしょう。

平成27年2月4日)





中東問題がどうしてこうなったか歴史的経緯がよく分かるまとめ

 
映画「アラビアのロレンス」では、
イギリスの三枚舌外交に翻弄されるロレンスとアラブが描かれていますが、、、
 
本の学校教育ではアラブの歴史は意図的に、
ごっそりと抜け落とされていたんだな~

ということを、私は28歳頃、この映画をきっかけに痛烈に気づきました。
 
 
 

思い出の名画 アラビアのロレンス:
 http://youtu.be/hErIZ8i0PrY

 
 
 
 
 
 

中東問題がどうしてこうなったか歴史的経緯がよく分かるまとめ

 
 
ヨーロッパ列強の侵略が行われるまでの19世紀まで600年以上にわたって、
イラクから北アフリカまでの広大な地域は、オスマン帝国支配下にありました。
オスマントルコイスラム教国ですが、宗教に寛容で、
キリスト教徒やユダヤ教徒なども許されていました。
 
 
イギリスの秘密外交
イギリスが第一次世界大戦の中でとった三枚舌外交と呼ばれる不誠実な外交施策は
のちの中東を混沌とさせました。
 
同時に実現できない矛盾した約束をしたという黒い歴史があります。
 
 
 
1915年、メッカの太守であるフサイン・イブン・アリーとイギリスの駐エジプト高等弁務官ヘンリー・マクマホンとの間でやりとりされた書簡の中で、
イギリスは第一次大戦における対トルコ戦協力(アラブ反乱)を条件にアラブ全域をまたぐ大きなアラブ人居住地・統一国家の独立支持を約束しました。
 
これが、遂に守られることのなかったフサイン・マクマホン協定です。
 
第一次対戦後イギリスとフランスは「サイクス・ピコ協定」により
中東地域を分割する約束をします。
主に植民地支配権と、資源利権の分配を意図していました。
 
サイクスとピコは、それぞれ青と赤のペンで自分たちの領域を分け
パレスチナを別の色にしたと言われています。
このときの分割は、現在まで影響を与え続けています。
  
1917年、イギリスの外務大臣アーサー・バルフォアが、
イギリスのユダヤ人コミュニティーのリーダーである第2代ロスチャイルド男爵ライオネル・ウォルター・ロスチャイルドに対して送った書簡で表明されました。
 
バルフォア宣言では、イギリス政府の公式方針として、
パレスチナにおけるユダヤ人の居住地(ナショナルホーム)の建設に賛意を示し、
その支援を約束しています。
 
結果的に、中東に存在しなかったユダヤ人国家イスラエルの建国を認めた宣言となりました。
 
 
 
サイクスピコ協定によって生み出されたクルド人問題に加えて、
イスラエル建国によって生み出されたパレスチナ人問題。
その後、欧米は、人間の悪意を利用しはじめます。この土地では、
新参者のユダヤ人と、もともと住んでいたはずのパレスチナ人、
そして人為的に分割されたクルド人が居ました。
 
列強は、武器を与えることで容易にテロリストを作り出せる土壌を作り上げました。
彼らに武器を与えることで、容易に国家転覆を謀ることができます。
いつでも、資本によって自分たちに都合の良い政府に置き換える土壌を作ったのです。
 
民主的とは到底言えない手続きが、国連主導で行われてしまったという暗い歴史です。
 
国連憲章に謳われる民族自決の原理は国連設立直後に、完全に無視されてしまいました。

 
 
このとき、アメリカ、フランス、イギリスがイスラエルを支援しました。
イスラエルでは、この戦争を独立戦争と呼びます。
この戦争によって、イスラエルの領土は、国連による分割決議以上の範囲が確保されることになりました。
 
アメリカ、フランス、イギリスはなぜ、イスラエルを支援したのでしょう?
 
このまとめを後まで読めば分かるように、
単にバルフォア宣言という約束だけの問題ではありませんでした。
深い経済的思惑があったのです。
 
 






いつから「有志連合」に加わったのか 政権メンバー誰一人マトモに答えられない ~2/5の日刊ゲンダイより


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UAEアラブ首長国連邦 有志連合からイチ抜けた  ~2/5の日刊ゲンダイより


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UAE=アラブ首長国連邦イスラム国」空爆見合わせか          NHKニュース 2月5日 12時05分


欧米のメディアは、これまで空爆に参加していたUAE=アラブ首長国連邦
空爆を見合わせていると報じ、
アメリカ軍が主導する有志連合の結束に乱れが生じているのではないかと懸念する声も
出ています。


ニューヨーク・タイムズは、UAEが自国のパイロットの安全に不安を感じ、
アメリカ軍が救出作戦を実施できる態勢をイラク国内に築くまでは
空爆を停止しているなどと伝えています。


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日本の対応とはエライ違いだわな~