心が「子供」から「大人」になる主成分
子供が大人になるころ、
中学生になる少し前ころ、
「もうすぐ中学生なんだぞ」
ということで、社会から大人になることを
求められ始めます。
このころに、保健体育で学ぶような
身体の変化も訪れて、
外見的には大人の身体になっていきます。
外見が大人になっていけば
社会から大人になることを
更に強く求められるようになります。
子供体型だった頃とは違って
「夢を持とう!」なんて言われなくなり、
「現実を見なさい」と言われ始めます。
身体は勝手に大人になっていきますが、
心が大人になるのはいつでしょうか?
身体が大人になることと
心が大人になることとは
意味が違います。
心が「子供」から「大人」になる主成分は
「承認欲求」だと思います。
・・・
心が「大人」になることは、良いことなのでしょうか?
それは、今の社会を見れば判ります。
今の社会は、「大人」が作ったものなのだから。
今の社会が素晴らしいのならば、
「大人」になることは素晴らしいことでしょう。
しかし、なかなか大人は「都合が悪い歴史」、「都合が悪い現実」を
子供には教えたがりません。
しかし、子供が生きていく社会とは
その「都合が悪い歴史」が作った「都合が悪い現実」なのです。
・・・
心が「子供」から「大人」になる主成分だと思われる「承認欲求」ですが
この「承認欲求」は、誰でも持っているものです。
ただ、「社会から承認されること」と、「自分自身であること」の
どちらを強く求めるのかで、
心が「大人」になるかどうか、
また、その度合いが変わってくるのだと思います。
・・・
最も重要な種類の自由とは、自分自身であることだ。
あなたの現実を、役割と引き換えにする。
行動のために自分の感覚を引き換えにする。
自分の感じる能力は諦め、その代わりにマスクをつける。
個人的な、各個人レベルの革命がない限り、大規模な革命はありえない。
最初に、内側から始らなくてはいけない。
ジム・モリソン Jim Morrison (1943 – 1971)
戦後70年:今も続いている国民への忍耐押しつけ http://mainichi.jp/feature/news/20150226mog00m040001000c.html 毎日新聞 2015年02月26日
◇ドナルド・キーンさんインタビュー
お国のために我慢すること、お国のために死ぬことが、日本の伝統なのだろうか。
若き日に「源氏物語」と出合った感動を抱き続け、
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最初の玉砕となったアッツ島の戦い(1943年5月)に参加し、
手りゅう弾を胸で破裂させて自決した日本兵の遺体を目にしました。
なぜ、日本人は死を選ぶのか。
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政府と軍部は都合良く、日本人の美徳である我慢強さを利用しました。
作家の高見順(1907〜65年)は昭和20(1945)年の日記で
「焼跡で涙ひとつ見せず、雄々しくけなげに立ち働いている」国民の姿を記しました。
彼は敗北であっても、戦争の終結を望んでいました。
戦争指導者は国民に愛情を持っているのだろうかと疑っていました。
何やら、東日本大震災(2011年3月11日)に重なるものがあるように思えてなりません。
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しかし、国民の半数が反対しているにもかかわらず、
世界中を震撼(しんかん)させた事故がまるでなかったかのように、
原発再稼働の動きは進んでいます。
戦後70年を迎え、言葉の力が再び試されています。
福島第1:汚染水、外洋へ流出 東電10カ月公表せず http://mainichi.jp/select/news/20150225k0000m040087000c.html 毎日新聞 2015年02月24日 21時39分
東京電力は24日、福島第1原発2号機の原子炉建屋の屋上に高い濃度の汚染水がたまっていたと発表した。一部が雨どいなどを伝って排水路に流れ、外洋に流出したという。22日に汚染水が流出した場所とは別の排水路。昨年4月以降、放射性物質濃度の上昇が確認されていたが、東電は濃度のデータを約10カ月間公表せず、国にも報告していなかった。
排水路は1〜4号機のすぐ西側を通る。東電は、昨年4月から今年2月中旬にかけ、この排水路の排水口で、降雨が多い時に放射性物質の濃度が上がるのを確認。この間の最高値は放射性セシウムで国の放出限度(告示濃度限度)を超える1リットル当たり1050ベクレル(昨年5月21日に検出)だった。ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質は最高で同1500ベクレル(昨年8月26日に検出)だった。東電は「排水口近くのモニタリングポイントの海水の放射性物質濃度に変化はなく、異常はみられない」としている。
データを公表しなかった理由について、東電は「原因調査をして結果が出てから公表しようと考えた」と説明している。
東電によると、2号機原子炉建屋の屋上にたまっていた汚染水からは放射性セシウムが同2万9400ベクレル検出された。事故当時の水素爆発などで飛散した放射性物質が屋上に残っていたとみられる。排水路に放射性物質の吸着材を設置するなどの対策を取るという。
安倍総理が口パクして答弁用原稿を読む練習 【超短編】 http://youtu.be/-ceUbxwjt-o
安倍総理が国会の質疑応答の最中に自分の席で口をパクパクさせて、
原稿読みの練習をしているシーン。
口パクしながら原稿読みの練習をしている総理なんてのは日本初で、世界初!
一国の総理としての意見も威厳もなく、
総理大臣が官僚の言いなりになっている実態が、一目瞭然。
RT @x_pq_x:
安倍晋三の原稿を拡大。
水を飲む 拍手 動作の指示書つき。
朝日新聞デジタル 2015年2月23日13時23分
「補助金(をもらっている)ということは私の誤解だった。正確性を欠く発言だった」と訂正した。
福島の甲状腺がんは原発事故原因が決定的に
(団藤 保晴) - Y!ニュース 2014年12月24日 15時57分
福島の子どもたちに発見されている甲状腺がんが
原発事故による発症である疑いが決定的になってきました。
原因でないと否定していた行政側見解が崩壊です。
事故直後の甲状腺検査で異常なしだった子ども4人に、
今年になって2巡目の検査で「がんの疑い」が報じられました。
日経新聞の《子供4人、甲状腺がん疑い 原発事故直後「異常なし」》がこう伝えました。
《今回判明したがんの疑いの4人は震災当時6~17歳の男女。
1巡目の検査で「異常なし」とされていた。
4人は今年4月からの2巡目検査を受診し、1次検査で「B」と判定され、
2次検査で細胞などを調べた結果「がんの疑い」と診断された。
また、1巡目で、がんの診断が「確定」した子どもは8月公表時の57人から27人増え84人に、がんの「疑い」は24人(8月時点で46人)になったことも新たに判明した》
《幻の放射性ヨウ素汚染地図を復活させる【福島県版まとめ】》から引用させていただいた汚染分布地図です。
米国の航空機モニタリングが原データで福島県の東半分しか描かれていませんが、
どうしてこのような差があるのか不思議でした。
これまで政府事故調などが調べてこなかった2011年3月15日以降に
大量放出が続いていたのです。
1号機や3号機の水素爆発、2号機の格納容器破損による放射能流出は
全体の25%ほどに過ぎず、15日以降こそが流出本流だったと言えます。
地図は土壌に沈着した分だけであり、揮発性であるヨウ素は空気中に大量に拡散したでしょう。
子どもたちは無防備のまま置かれていました。
原発サイトから北西方向に汚染の主流がある状況と差がありましたが、この疑問も解消です。
福島での甲状腺がんは多数の検査をしたため普段は見つからない例が掘り起こされたもので事故とは無関係との見解でした。
【12/25追補】3月15日以降の放射能放出が事故当初よりも大きいとすれば、
『SPEEDIデータ隠しで乳児を犠牲にした政府』で取り上げた
首都圏への汚染ルート地図を改めて見直したくなります。
雨が少なかったので沈着しないで首都圏の巨大人口を通り抜けていった「見えない恐怖」に思いを致さざるを得ません。