NHKなどの大手メディア、皇太子さまの憲法発言を報じず 憲法の価値をに言及した部分を全カット


どこに向かおうとしているんでしょうね。
どこに向かわせたいんでしょうか。
平和と近隣諸国との友好は、都合が悪いことなんでしょうね。

平和は儲からないから。。




NHKなどの大手メディア、皇太子さまの憲法発言を報じず!海外では好意的な反応!中国人「皇太子さんは素晴らしい」  http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5709.html



皇太子さまが55歳の誕生日に
平和憲法の大切さを話してくれましたが、
NHKや読売新聞などの大手メディアは
これを無視していたことが判明しました。

司会者として有名な池上彰氏も自身のコラムで、
「皇太子の憲法への言及なぜ伝えぬ」と疑問を投げ掛けています。

皇太子さまの発言を全て報じたのは報道ステーションなどの朝日系列くらいでした。


海外では皇太子さまの発言はかなり評価されており、
日本との領土問題を抱えている中国でも多くの方が
「皇太子さんは素晴らしい」「賢明な君主が人の上に立つべきだ」等とコメントしています。

ちなみに、憲法改正を主張している日本の右翼層は
多くが皇太子さまの発言を無視していました。



☆皇太子さま「謙虚に過去を振り返り、歴史を正しく伝えることが大切」、誕生日の記者会見で=中国ネットユーザーの反応は?
URL 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150224-00000034-rcdc-cn




引用:

報道によると、皇太子さまは23日の55歳の誕生日を迎えられるに先立って行われた記者会見で、
戦後70年を迎えたことについて、

「私自身、戦後生まれであり、戦争を体験しておりませんが、
戦争の記憶が薄れようとしている今日、
謙虚に過去を振り返るとともに、
戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、
悲惨な体験や日本がたどった歴史が
正しく伝えられていくことが大切であると考えています」
と述べられた。

これに対して、中国のネットユーザーからは
以下のようなコメントが寄せられている。

「皇太子さんは素晴らしい」
「賢明な君主が人の上に立つべきだ」
「これぞ責任」

「こんなに堂々と総理大臣に異を唱えていいのか?」
「中国や世界の人々に対する罪を認めてください!」
「皇太子はよく分かっている人。安倍は早晩、日本に災いをもたらす」
:引用終了



☆NBCテレビ World War II Should Not Be Forgotten, Japan's Prince Naruhito Says
URL 
http://www.nbcnews.com/news/world/world-war-ii-should-not-be-forgotten-japans-prince-naruhito-n311561


皇太子さま 55歳の誕生日 戦後70年平和への思い(15/02/23): http://youtu.be/ZeOOGTTT2Us ;
皇太子さまは23日、55歳の誕生日を迎えられました。
55歳は天皇陛下が即位した年­齢で、
戦後70年にあたって平和への思いを述べられています。 
皇太子さまは午前10時ごろ、沿道の人たちに手を振りながら、
両陛下に誕生日のあいさ­つをするため皇居に入られました。









2月23日のNHKニュース「おはよう日本 約3分間にわたり皇太子の会見を報じたが、
今回も「日本国憲法」の価値に言及した部分は全部カットしている。

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報ステ 皇太子さま55歳「戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切」
「我が国は戦争の惨禍を経て戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と繁栄を享受しています」

NHKは2013年12月23日「天皇陛下の80歳誕生日の時の発言で、NHKニュース資料で
「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、
平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、
日本国憲法を作り」の部分を削除した。

A 事実関係
1: 皇太子殿下の戦争、平和、憲法などに関するNHKニュースの報道は次の通りだ。

「さらに、戦後70年にあたって皇太子さまは、
「戦争の記憶が薄れようとしている今日、謙虚に過去を振り返るとともに、
戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています」と話されました。

そして、「本年が、日本の発展の礎を築いた人々の労苦に深く思いを致し、
平和の尊さを心に刻み、平和への思いを新たにする機会になればと思っています」
と述べられました。


2:皇太子殿下の発言部分を改めてみてみたい。

この機会にあらためて戦争で亡くなられた多くの方々に深く思いを致し、
平和を心から願い、世界各国との友好を確かなものとしていくことが大切であると考えています。
先の大戦において日本を含む世界の各国で多くの尊い人命が失われ、
多くの方々が苦しい、また、大変悲しい思いをされたことを大変痛ましく思います。
広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、
沖縄における地上戦などで多くの方々が亡くなりました。
亡くなられた方々のことを決して忘れず、
多くの犠牲の上に今日(こんにち)の日本が築かれてきたことを心に刻み、
戦争の惨禍を再び繰り返すことのないよう過去の歴史に対する認識を深め、
平和を愛する心を育んでいくことが大切ではないかと思います。
そしてより良い日本をつくる努力を続け、
それを次の世代に引き継いでいくことが重要であると感じています。
 
両陛下には、これまでさまざまな機会に戦争によって亡くなられた人々を慰霊し、
平和を祈念されており、今年は戦後70年に当たり、4月にパラオ国をご訪問になります。
戦後60年にはサイパン島をご訪問になりましたが、
お心を込めて慰霊されるお姿に心を打たれました。
また両陛下には、今年戦後70年を迎えることから、
昨年には広島、長崎、沖縄で戦没者を慰霊なさいました。
私は子どもの頃から沖縄慰霊の日、広島や長崎への原爆投下の日、
そして、終戦記念日には両陛下とご一緒に黙とうをしており、
その折に原爆や戦争の痛ましさについてのお話を伺ってきました。
また毎年、沖縄の記者や本土から沖縄に派遣される記者の人たちと会う際に、
沖縄の文化とともに、沖縄での地上戦の激しさについても伺ったことを記憶しています。
 私自身もこれまで広島、長崎、沖縄を訪れ、多くの方々の苦難を心に刻んでまいりました。また平成19年にモンゴルを訪問した際に、モンゴルで抑留中に亡くなられた方々の慰霊碑にお参りをし、シベリア抑留の辛苦に思いをはせました。

私自身、戦後生まれであり、戦争を体験しておりませんが、
戦争の記憶が薄れようとしている今日、謙虚に過去を振り返るとともに、
戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています。
両陛下からは、愛子も先の大戦について直接お話を聞かせていただいておりますし、
私も両陛下から伺ったことや自分自身が知っていることについて愛子に話をしております。
 
わが国は戦争の惨禍を経て、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、
平和と繁栄を享受しています。
戦後70年を迎える本年が日本の発展の礎を築いた人々の労苦に深く思いを致し、
平和の尊さを心に刻み、平和への思いを新たにする機会になればと思っています」



B:NHKは何に言及しなかったか
1:多数の犠牲者を出したこと
・あらためて戦争で亡くなられた多くの方々に深く思いを致し
先の大戦において日本を含む世界の各国で多くの尊い人命が失われ、多くの方々が苦しい、また、大変悲しい思いをされたことを大変痛ましく思います。
・広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などで多くの方々が亡くなりました。亡くなられた方々のことを決して忘れず、多くの犠牲の上に今日の日本が築かれてきたことを心に刻み

・両陛下には、これまでさまざまな機会に戦争によって亡くなられた人々を慰霊し、平和を祈念されており、今年は戦後70年に当たり、4月にパラオ国をご訪問になります。戦後60年にはサイパン島をご訪問になりましたが、お心を込めて慰霊されるお姿に心を打たれました。また両陛下には、今年戦後70年を迎えることから、昨年には広島、長崎、沖縄で戦没者を慰霊なさいました。私は子どもの頃から沖縄慰霊の日、広島や長崎への原爆投下の日、そして、終戦記念日には両陛下とご一緒に黙とうをしており、その折に原爆や戦争の痛ましさについてのお話を伺ってきました。また毎年、沖縄の豆記者や本土から沖縄に派遣される豆記者の人たちと会う際に、沖縄の文化とともに、沖縄での地上戦の激しさについても伺ったことを記憶しています。
 私自身もこれまで広島、長崎、沖縄を訪れ、多くの方々の苦難を心に刻んでまいりました。また平成19年にモンゴルを訪問した際に、モンゴルで抑留中に亡くなられた方々の慰霊碑にお参りをし、シベリア抑留の辛苦に思いをはせました。


2:平和への思い
平和を心から願い、世界各国との友好を確かなものとしていくことが大切であると考えています。
・多くの犠牲の上に今日の日本が築かれてきたことを心に刻み、戦争の惨禍を再び繰り返すことのないよう過去の歴史に対する認識を深め、平和を愛する心を育んでいくことが大切ではないかと思います。

・両陛下には、平和を祈念されており
・悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています。


3:憲法に関する部分
・わが国は戦争の惨禍を経て、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と繁栄を享受しています。



C:評価
 戦争の悲惨さに言及する部分はない。
 平和の重要性を強調する部分がない。
 憲法に対する言及がない。 
 


これらは決して偶然ではない。
これらの指摘は安倍政権にマイナスだから指摘がないのだ。  




NHK会長言動「政権寄り」元プロデューサーが批判 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150227_43039.html  河北新報オンラインニュース 2015年02月27日金曜日


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秋田市市民グループ「マスコミ問題を考える秋田の会」は19日、
「戦後70年-NHKの今」をテーマにした学習会を市文化会館で開き、
市民ら約140人が出席した。


元NHKプロデューサーで、「籾井勝人会長の辞任か罷免を求めるNHK退職者有志」に加わる武蔵大教授の永田浩三氏(60)が講師を務めた。


永田氏は、籾井会長の言動を取り上げ
「18日の民主党の会合で、戦後50年の村山談話について『今のところいい。将来は分からない』と発言した。
ここまで時の政権におもねり左右される公共放送のリーダーはいなかった」と批判した。

過激派組織「イスラム国」が殺害したとするフリージャーナリスト後藤健二さん(47)=仙台市出身=と、番組制作を通じて親交があったことを紹介。

事件の一連の報道について
「安倍首相は外交上の失敗をしているのにもかかわらず、メディアは今日まで失政を指摘できずにいる」と言葉に力を込めた。






天皇家をここまでないがしろにする安倍首相を愛国、右翼の連中はよくも許すものだ  http://www.amakiblog.com/archives/2015/03/post_2917.html 2015年03月01日 天木 直人



発売中の情報月刊誌「サイゾー」3月号に驚くべき記事を見つけた。

安倍首相は、平和への思いが強い今上天皇を避けて、
皇太子とのパイプ強化を図ろうとしているというのだ。
 

その理由としてサイゾーが書いているのは、
皇太子は保守的な考えであり、皇太子妃殿下の父も外務次官経験者であるから
保守だと、両殿下に期待しているというのだ。
 

信じがたい記事だ。
 

たとえこのサイゾーの記事を安倍首相側が否定しようとも、
このような記事を書かれるようではお終いだ。
 

我々はいかにもそうだろうと思ってしまう。
 

そう思わせるほど、安倍首相の歴史無視と改憲志向の政治がまかりとおっている。
 

この原稿が書かれたのは、皇太子殿下の誕生日記者会見(2月20日)が行われる前であったことはあきらかだ。
 

その記者会見において、皇太子殿下はみずから謙虚に過去を振り返るとともに,
歴史が正しく伝えられる事の重要性を述べられた。
 

今上天皇の平和に対する思いを崇敬の念で共有すると語っておられた。
 

安倍首相側の思惑は見事に外れたのだ。
 

それにしても、天皇陛下や皇太子殿下がここまで平和の思いを語られるのは異例だ。
 

それは明らかに安倍首相の歴史認識改憲固執に対する不快感の表れであるが、
そのような事を敢えて言わなければならない天皇陛下や皇太子の苦痛はいかばかりだろう。
 


よくも、愛国・右翼の国粋主義者たちがここまで皇室をないがしろにする安倍首相を許しているものだ。
 

日本国民は、よくも平気で天皇陛下や皇太子殿下の苦痛を黙って眺めていられるものだ。
 

この国のメディアはよくもそんな安倍首相に屈し、服従しているものである(了)