先月末の世界選手権の銀メダリスト、宮原知子選手。キレイで丁寧な動き、安定したジャンプが強みだけど、その裏付けはスタミナなんだろうな。 先日あった国別対抗戦、羽生選手の得点が出る前に海外選手達が撤収


先月末の世界選手権の銀メダリストを獲得した、宮原知子(さとこ)選手。

キレイで丁寧な動き、安定したジャンプが強みだけど、
その裏付けはスタミナなんだろうな。

息が切れてちゃ、丁寧に滑ったりも出来ないもんね。



RT☆ぼんさい☆ @bonsai_1105 · 4月19日 今日の地元紙の知子ちゃん!お母様から明かされた驚きの事実がまた!「体力測定で最大酸素摂取量がマラソンの金メダリストより多かったと聞いた。プログラムを7回滑っても息が切れない。」(*_*)  https://twitter.com/bonsai_1105/status/589609827145555968
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少し前まで、ゴジラに出てくるミニラに少し似ていたけれど、
この新聞の写真を見ると、知的な人だし、更に自信がついて、エースとして活躍するようになれば、これからどんどんキレイになっていくタイプなんじゃないかな~


Satoko MIYAHARA FS 宮原知子 WTT国別対抗戦 2015 https://youtu.be/RFSWWoJqOvU





そうそう、先日の4月中旬に日本で開催された、国別対抗戦 2015。
羽生選手が初めて出場したけれど、
あまりに演技と乖離した高得点に、
招待された海外スケーターたちが、点数を見る前に撤収してしまう、
ということがあったようです。(しかもショート、フリーのどちらも)


国別対抗戦は、花試合と言われ、
各国選手が仲良く、素晴らしい演技には、お互い盛り上げて讃えあう、というのが
いつものスタンスなのですが、、


そのイベントで、点数が出る前に撤収してしまう、というのは
あまりに演技と乖離した点数を出す運営側に対する抗議の意味合いがあった、
としか考えられません。


点数が出る前に撤収される、それも海外スケーターの殆どが、、、
そんなことは、今まで一度たりとも起こっていないのだから。



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素晴らしい演技で盛り上げた、アメリカのジェイソン・ブラウン選手のキスクラ
他国の選手たちも、彼を賞賛するためにキスクラまで駆けつけて盛り上げています。

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2012年開催時の高橋選手のキスクラ。

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圧倒的な高得点で1位になった羽生選手のフリーの演技ですが、
女子の宮原選手と比べても、スピードが遅く、動きにキレがないのが判ります。

(リンク側面の看板広告(資生堂など)の、流れ方の速度を見れば、
 その選手のスケート速度が、テレビでも判ります)


フリー1位 得点 192.31

6:55~、点数がでる前に、海外選手達がどんどん撤収している姿が映っています。

10:00~、点数が出て10秒ほどで、村上かなこ選手、宮原知子選手が、カバンを肩にかけて、急いでキスクラを後にする姿が・・・そのすぐあとに他の日本人選手も早々に引き揚げ、
キスクラは羽生選手とオーサーコーチの二人だけになり、二人でハグする姿が映っています。








Jason Brown 2015 WTT FS https://youtu.be/R7eYgcIboxY ;
フリー2位 得点 176.69
各国選手が彼を賞賛するためにキスクラに駆けつけるほど素晴らしく、
会場も凄く盛り上がった素晴らしい演技。

7:22~、海外選手が駆けつけて盛り上げる姿が映っています。






このフリー1位、2位の二人の得点を詳しく見ていくと・・・

合計得点 192.31

技術点(TES) 98.95
演技構成点(PCS) 93.36

PCS 5コンポーネンツ(男子シングルFSは係数2だから、5項目の合計x2がPCSの得点になる)
(1)スケーティング技術 9.39
(2)技と技のつなぎ 9.00
(3)動作/身のこなし  9.54
(4)振り付け/構成 9.36
(5)音楽解釈  9.39

転倒による減点  0.00
               


2 Jason BROWN USA
合計得点 176.69

技術点(TES)    87.55
演技構成点(PCS) 89.14

PCS 5コンポーネンツ(男子シングルFSは係数2だから、5項目の合計x2がPCSの得点になる)

(1)スケーティング技術 8.57
(2)技と技のつなぎ 8.89
(3)動作/身のこなし  9.11
(4)振り付け/構成 8.89
(5)音楽解釈  9.11

転倒による減点  0.00



技術点のみならず、演技構成点の全ての項目で
羽生選手はブラウン選手より、高い技術を見せた、、、、

と、ジャッジは評価したわけですが、はたして、、、

スケーティング技術・・・
スピードが遅い上に、氷に何度か引っかかってさえいましたが、、

技と技の繋ぎ・・・
これが素晴らしいのであれば、どこを一時停止しても
美しいポジションである筈ですが、、、

点数はともあれ、
海外スケーターが賞賛したのは、
ブラウン選手の演技だった、、
というのは間違いなさそうです。


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9 Takahiko KOZUKA JPN 152.54 76.82 76.72
8.00 7.54 7.54 7.64 7.64 1.00

まぁ、このスケーティングに8.00をつけるんだから、
ジャッジは、勝たせたい選手に点をつけているだけなんですよね。

リンク側面の看板広告(ANA/全日空など)の文字に、
カメラの焦点が合わないくらい高速で、大きく滑らかな動き。
そして、コケてしまわないのが不思議なくらいのエッジさばきです。