ポイ捨てで良く見るゴミのナンバーワンは、マクドナルドのゴミだと思う。


公園や、通勤経路で、ポイ捨てされたゴミを見ることがあるけれど、
その中でダントツに多いのが、マクドナルドのゴミ。

これ、偶然ではないと思う。

マクドナルドの食品を、頻繁に食べる事が影響しているのかもしれないし、
ジャンクフードを抵抗なく食べる食習慣が影響しているのかもしれない。

とにかく、ポイ捨てで見るゴミの中で一番多いのが
マクドナルドのゴミだと思う。


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木下昌明の映画批評『モンサントの不自然な食べもの』

http://www.labornetjp.org/news/2012/0827eiga @lnjnowさんから


マクドナルドのハンバーガーを食べ続けるとどうなるかを実験した『スーパーサイズ・ミー』以来、『ありあまるごちそう』『フード・インク』など「食」に関するドキュメンタリーが多く作られた。

いずれの作品も多国籍企業によって生産された食べ物が
世界中に広がっている実態に目を向けている。

それは人々の食生活が様変わりするとともに、
食自体の安全性が問われるようになったからだ。
 

フランスの女性ジャーナリスト、マリー=モニク・ロバンが監督した
モンサントの不自然な食べもの』は、
多国籍企業がもたらす食のあり方の根本を問う一本だ。
 

彼女は米国を本拠地とする巨大企業「モンサント社」を相手取り、
最大の武器としてインターネットを駆使する。

企業の歴史や事件などを検索し、「これは」と思った問題にアクセスして
確認のために現地に赴き、当事者の話を聞き、
隠蔽(いんぺい)された実態に迫るという手法をとっている。

取材で回った国は10カ国に上る。
 

モンサント社の主力商品「遺伝子組み換え作物(GM)」は、果たして安全な食べ物か。
それにかかわった科学者や元政府高官にあたって検証していく。


これによって、遺伝子組み換え大豆が
レーガンブッシュ政権下の規制緩和政策のなかで始まり、
科学的根拠よりも「政治的判断」を優先させた経緯を明らかにする。
 

モンサント社ベトナム戦争で多くの奇形児を生んだ
枯れ葉剤の製造で知られる化学薬品会社。

それが、除草剤(ラウンドアップ)に耐性のある遺伝子組み換え大豆を発明したことで
食品会社に転じた。

これは原爆を原発に変えた発想とよく似ている。

会社は政府にGM大豆の特許法を作らせ、タネと除草剤をセットで売り、従わない農家を、モンサントお抱えの探偵が次々と摘発し、全米の大豆の90%を占めるに至った。
 

大豆農家の一人は言う――「彼らは世界中の食糧を支配しようとしている」と。
 
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)を考える参考にもなる。

(木下昌明/『サンデー毎日』2012年9月2日号)
*9月1日より東京・渋谷アップリンクほか全国順次公開



〔付 記〕
衝撃的だったのは、GM作物を英国政府が輸入するにあたって、
安全と太鼓判を押すために専門の研究所で科学的に調査させたシーン。

調査にあたった遺伝子組み換え専門の研究者ブースタイ博士は、
その結果をBBCのテレビインタビューで話した。

ネズミで実験した遺伝子組み換えじゃがいもが、ガンを誘発する可能性があるなど。
その上で「国民をモルモットにするのか」と批判した。

この発言によって博士は研究所を解雇され、30人の研究スタッフも解散させられた。

第三機関によるGM作物の研究調査は、後にも先にもこの時だけだったという。
また、博士の解雇の前に、同研究所の所長に、
当時のブレア首相から二度電話があったという。
 
 
こうしてGM作物の危険性はヤミからヤミへと葬られていった。


ドキュメント『フードインク』では、モンサントのケースを挙げ、
クリントン政府の官僚などの名前を上げて
「政府が管理すべき企業に逆に管理されている」と批判している。


わたしたちは、知らず知らずのうちに遺伝子組み換え作物(GM)を食べさせられている。
どの程度危険なのかわからないままに。

日本のコメもTPPによって、そう遠くない日にGM米に取って代わられるのではないか――。





インドでの遺伝子組換えによる荒廃






マクドナルドを食べるということ② 食品巨大企業=工業的フードシステム 

悪魔的モンサント 世界は変えられる 2012-07-13


アメリカ政府は多国籍巨大企業に牛耳られている。
食の場合も同様。 

フードシステムはほんのわずかな巨大企業 
ほんのわずかな品種によって保っている

多様性はない → 脆弱


フードシステムは効率が大事。石油を食べるようなもの。 
巨大企業は成分表示 産地表示を好まない
アメリカには企業を守る「風評被害法」がある


マクドナルド 1ドル メニュー
低所得者は野菜を買うよりマックのほうが安い
         ↓
低所得者 二人に一人が糖尿病


工業フードシステムの求めるもの
より速く より大きく より安く


農業を決めるのは農家でなく大都会のビルの役員室

モンサント社には75名の農家を調査するスタッフがいる。
ほとんどが元軍人か警官で 調査したのち告訴する。


いつのまにか種子洗浄が法律で禁止された。
かつては郡ごとに種子洗浄業者がいたが 今は州に6人(インディアナ

洗浄 → 翌年も撒ける

モンサントが認可していない農家のリスト
モンサントの種子が買えなくなる

訴訟には多額の費用がかかる
農家が多国籍企業に勝つのはむつかしい。
モンサント社は司法関係者と深いつながりがある。

巨大企業に個人が戦いを挑めるか。

農業がしたければ モンサントと寝るしかない。


健全なよい食品を望むならある程度の値段を払うこと。

動物や人間を大事にする企業の食べ物を買う。
地元の食品を買う。
成分表示をよく読む。
健康な給食を教育委員会に要求する。


家族みんなで食事をつくり 家族みんなで食事を食べる

世界は変えられる 一日ずつ。



『反モンサント世界一斉デモ 2015年は5月23日開催!』

世界の裏側ニュース 2015/4/28


デモの目的
研究によればモンサント社の遺伝子組み換え食品(GM食品)が、ガン細胞の発達、不妊症や出生異常などの深刻な健康状態の原因となる可能性があることを示した調査・研究結果があります。

ア メリカ合衆国では、FDA(米国厚生省食品医薬品局)という国民のために食品の安全を確保する職務を遂行するべき部門がモンサント社の元重役らによって方 向性が決められており、そこに利益の衝突があるのではと疑わしく、またGMO製品の長期間の使用に関して政府主導の研究が欠けている理由ではないかと思わ れるのです。

最 近、アメリ連邦議会および大統領が共同で、通称モンサント保護法(Monsanto Protection Act)」と呼ばれる法案を可決させていますが、これと他のものと合わせて、モンサントの遺伝子組み換えされた種 子の販売を中止させる裁判が禁止されています

あ まりにも長い間、モンサント社が企業への助成金および政治的なえこひいきの篤志家になっています。オーガニック(有機)で小規模な農家は損失に苦しんでい る一方で、モンサント社は、種子や遺伝子構造に対する排他的な特許権を含め、世界の食品供給の独占状態を構築し続けています。

モ ンサント社のGM種子は環境にとっても有毒です。例えば、GM種子世界中のミツバチの間に蜂群崩壊症候群(ミツバ チの群れが巣箱から突然消え去ったり、大量のミツバチが巣箱で死んだりすること)を起こしていると示唆する科学者もいます。

私たちが提唱する解決策

あなたのお金で投票しましょう。
つまり、オーガニックな食べ物を買うこと、また、製品にGMOを使用しているモンサント所有の企業をボイコットすることです。

GMO(遺伝子組み換え)のラベルへの表示付けが実現されると、消費者は情報を元に買うかどうかを決断することがより容易になります。

アメリカの「モンサント保護法」の関連条項を無効にすること。

GMOの健康上の効果についてさらなる科学的研究を要求すること。

・説明義務を負うモンサント社重役およびモンサント社を支援している政治家を、直接的なコミュニケーションや草の根運動、ジャーナリズム、ソーシャル・メディアなどを通して拘束すること。

モンサント社の秘密について、一般に広く情報を提供し続けること。

・デモに出かけてることで、私たちはこのような不平等さを黙って見逃さないということを世界とモンサント社に対して知らしめること。

私たちは縁故主義を黙って受け入れません。

私たちは毒物を黙って受け入れません。


それが私たちが反モンサントデモを行う理由です。

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遺伝子組み換えが使われている日本の加工食品一覧

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GM原料を使った植物油脂も、多くの加工食品に使用されていますね。

こういった「GMOが使用されている加工食品」だけを避けるよりも、こういった食品を安全として販売している企業の倫理が気になりますので、その他の加工食品全体をでできるだけ避けたいと思っています。

だって「安全と言っているから、政府のお墨付きだから」と信用して、その後何か被害があったという話は、GMOに限らずそこらに溢れていますし。。。