宮崎駿、鳥越俊太郎が「辺野古基金」の共同代表に就任へ。寄付金2億円に迫る(辺野古基金-新基地建設に反対する全国賛同者の基金)




辺野古基金」2億円に迫る… 宮崎駿さんら就任へ

テレビ朝日ニュース 2015/5/13 http://5.tvasahi.jp/000050313?a=news&b=nss


沖縄県辺野古への新基地建設に反対する全国の賛同者から寄付を募る辺野古基金
13日に2度目の総会が行われます。

映画監督の宮崎駿さん(74)とジャーナリストの鳥越俊太郎さん(75)が共同代表に就任予定の基金は、先月9日に設立されてから、わずか1カ月で5421件分の寄付が集まり、金額は1億4000万円を超えています。

賛同者の7割が沖縄県以外からの寄付で、総会で発表される最新の金額は2億円に上る見込みです。
  

辺野古基金は、辺野古への基地建設を断念させる活動を支援しようというもので、午後の総会では、共同代表に内定している映画監督の宮崎さん、ジャーナリストの鳥越さんらの就任が正式に承認される見込みです。

共同代表にはこのほか、去年に亡くなった俳優の菅原文太さんの妻・文子さんも名を連ねています。

事務局によりますと、寄付は2億円に上る見込みで、これらは全国紙や海外メディアへの意見広告の掲載や、アメリカ議会でのロビー活動などに使われる予定だということです。

一方、県は辺野古への新基地建設を阻止するため、知事公室の地域安全政策課内に新たな対策チームを設け、朝に職員5人に辞令が手渡されました。

新基地建設を進める国に対し、県の体制を強化した形です。
   


宮崎駿氏「辺野古基金」共同代表就任へ 移設反対の世論高める狙い

- ZAKZAK 2015/5/8 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150508/plt1505081532003-n1.htm

米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対するために設立された「辺野古基金」をめぐり、「千と千尋の神隠し」などのアニメ映画で知られる映画監督、宮崎駿氏(74)が共同代表に就任する意向であることが8日、分かった。

 基金側の働きかけに応じての就任で、スタジオジブリが明らかにした。基金側は、米アカデミー賞名誉賞を受賞するなど世界的に著名な宮崎氏を代表に加えることで、県内外で移設反対の世論を高めたいようだ。

 基金は、県内企業幹部や県議の有志が、移設への反対活動の資金を集めるために今年設立。共同代表には、元外務省主任分析官の佐藤優氏や俳優の故菅原文太さんの妻、文子さん、前嘉手納町長の宮城篤実氏らが名を連ねている。

 現在、県内外から約1億2000万円の寄付が寄せられており、数億円規模の寄付金を集めるのが当面の目標という。これを原資として、日米両国の新聞などに移設反対の意見広告を掲載することや、移設中止を目指して米政府関係者らへのロビー活動を行うことも検討している。

 宮崎氏は14年11月、オスプレイの撤去と辺野古移設への反対に賛同する著名人の声を集める運動に、「沖縄の非武装地域化こそ、東アジアの平和のために必要です」と直筆の文章を寄せていた。



辺野古基金」共同代表に映画監督 宮崎駿さん

 NHKニュース 2015/5/8  http://nhk.jp/N4J94E3f

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画に反対する県議会の与党会派が中心となって設けた基金の共同代表に、アニメーション映画監督の宮崎駿さんなど3人が就任することになり、全国に広く賛同を呼びかけていくことにしています。
辺野古基金」と名付けられたこの基金は、普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する沖縄県議会の与党会派が中心となって設けたものです。
基金の準備委員会が8日午後、那覇市で開かれ、終了後の記者会見で、アニメ-ション映画監督として知られる宮崎駿さんが基金の共同代表に就任することを発表しました。また、沖縄県基地問題を長年、取材してきたジャーナリストの鳥越俊太郎さんと沖縄県出身の報道カメラマン、石川文洋さんの2人も共同代表への就任が決まったということで、今後、全国に広く賛同を呼びかけていくことにしています。
基金の事務局によりますと、基金には、先月に創設されてから、今月7日までの時点で5100件余り、金額にして1億4000万円余りの寄付が寄せられているということです。基金は、国内外のメディアに、意見広告を掲載するなど普天間基地の移設計画に反対する沖縄県民の意見を国内外にアピールする運動に活用することを想定しているということです。

辺野古基金」の共同代表に就任することになったアニメ-ション映画監督の宮崎駿さんは「沖縄の人たちがそういう覚悟をするなら支援するしかないと思いました」とコメントしています。