元自衛隊員「まんまと騙されていた(騙されていたのは自分だった)」



自衛隊員「まんまと騙されていた(騙されていたのは自分だった)」


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(下記記事より抜粋)

 元自衛官泥憲和さん(写真)の話は圧巻だった。

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自衛隊だったとき、私は皆さんのような人たちを敵だと思っていた。
ソ連や中国にそそのかされて平和主義を叫んでいるかわいそうな人たちだと。
私が北海道の部隊を希望したのは、ソ連と闘う最前線だったから。


その後『防衛白書』を書いた官僚が、退官後に
ソ連脅威論は嘘だった。防衛白書の行間にそう書いてある』と発言。
自分はまんまと騙されたのだと思った」


 「ナチスドイツのヘルマン・ゲーリングが言った。

『もちろん普通の国民は戦争なんて望まないんだよ。
でも国民を戦争に参加させるのは簡単なんだ。
“我々は攻撃されてる”って言えばいいんだ』と。


安倍さんたちはなぜ戦争に導こうとするのか。

彼らにとって戦争は悲劇ではない。
新しい需要を生み出してくれる。

死んだり傷ついたりするのは他人。

我々と安倍さんらは立場が違うんだ。
そのことに気づかせないように、
ヘイトデモなど排外主義をあおり、敵意を作り出している。

われわれが騙されたと気付いたとき、彼らは言うだろう。

『騙されたお前たちの自己責任だ』と。」


 そして「私たちの子どもたちのために、そして、見も知らぬ国で自衛隊によって命を奪われたり傷つけられたりする、見知らぬ誰かの未来のために、我々はこの憲法の下に集まらなければならない」と訴えた。

圧巻だった元自衛官の発言~「戦争させない」オール埼玉総行動に1万人

http://www.labornetjp.org/news/2015/0530saitama/newsitem_view @lnjnowさんから 2015/6/2

真夏日となった5月最後の日曜日(5/31)。北浦和公園(さいたま市浦和区)で、集団的自衛権行使容認の撤回を求める「オール埼玉総行動」が行われた。朝9時すぎから地元のジャズバンドの演奏に迎えられ、大勢の市民が続々と集まってくる。横浜で3万人、沖縄で3万5千人が集まって声をあげたように、埼玉でも戦争反対の意思を示そう! 1万2千部用意されたプログラムはあっという間になくなり、暑さ以上の熱意がみなぎる総行動となった。



「日本を戦争する国にしてはならない。子どもや孫に銃をとらせてはいけない。70年守り続けてきた平和国家という大切なブランドを捨て去ってはならない」


安倍総理は、自衛隊の危険は?と聞いても答えないが、海外に派遣されて自殺した自衛隊は54名。アメリカでは200万人の帰還兵のうち50万人がPTSDになっている。これが戦争なんだ」。

主催者代表の小出重義さんの訴えで集会が始まった。



 元自衛官泥憲和さん(写真)の話は圧巻だった。 
 
自衛隊だったとき、私は皆さんのような人たちを敵だと思っていた。
ソ連や中国にそそのかされて平和主義を叫んでいるかわいそうな人たちだと。
私が北海道の部隊を希望したのは、ソ連と闘う最前線だったから。


その後『防衛白書』を書いた官僚が、退官後に
ソ連脅威論は嘘だった。防衛白書の行間にそう書いてある』と発言。
自分はまんまと騙されたのだと思った」


 「ナチスドイツのヘルマン・ゲーリングが言った。

『もちろん普通の国民は戦争なんて望まないんだよ。
でも国民を戦争に参加させるのは簡単なんだ。
“我々は攻撃されてる”って言えばいいんだ』と。


安倍さんたちはなぜ戦争に導こうとするのか。

彼らにとって戦争は悲劇ではない。
新しい需要を生み出してくれる。

死んだり傷ついたりするのは他人。

我々と安倍さんらは立場が違うんだ。
そのことに気づかせないように、
ヘイトデモなど排外主義をあおり、敵意を作り出している。

われわれが騙されたと気付いたとき、彼らは言うだろう。

『騙されたお前たちの自己責任だ』と。」


 そして「私たちの子どもたちのために、そして、見も知らぬ国で自衛隊によって命を奪われたり傷つけられたりする、見知らぬ誰かの未来のために、我々はこの憲法の下に集まらなければならない」と訴えた。



自由の森学園高校の山森要さん(写真)は、学内で集団的自衛権の署名を集めてきた。

「戦争に行かされるのは国民だ。殺したくないし殺されたくないと皆思っている。
18歳で選挙権を持てるようになったとき、自分の意見を持って投票できる人が増えるようにしたい」

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尖閣問題についてイギリスからの暴露情報があってから、
中国の領海侵犯に抗議しなくなった日本政府。

ウソがバレちゃあしょうがない。

国内向けには騙せても海外は騙せない。

やはり尖閣問題は嫌中感情をあおる為に利用してたのか。


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日本が中国の尖閣沖侵犯に抗議しなくなった理由

天木直人ブログ 2015年02月19日


きょうの産経新聞が書いている。
尖閣周辺のわが国接続水域を中国公船が9日連続で侵犯していると。

領海侵犯ではないから文句を言わないということが。
違う。

中国は領海侵犯さえ時にはおかしている。
日常茶飯事のようにそういう報道がなされている。

おかしくはないか。

あれほど領海侵犯に抗議していた日本政府は最近何も言わなくなった。

なぜか。

その理由は昨年大晦日(12月31日)のロンドン発共同通信のスクープ記事の中にある。

すなわち共同は、英国が公開した機密外交文書の中に書かれていた
重要な事実を暴露したのだ。


すなわちサッチャー英国首相が1982年に訪日した際、
当時の鈴木善幸首相が、尖閣問題は棚上げする事で中国と合意していることを
サッチャー首相に伝えていたというのだ。

こんな重要な事が英国の機密文書公開でばらされてはお終いだ。


まさか日本政府はこんな文書が公開されるとは思っていなかっただろう。


政府・外務省は中国と棚上げ合意していたのに国民にそれを隠し、
棚上げ合意はした覚えはない、尖閣は日本のものだ、領土問題は存在しない、
とウソをついていたのだ。


それが英国の機密文書公開でバレ、
共同がスクープしてしまったから日本は口を閉ざしてしまったのだ。

抗議できなくなったはずだ。
抗議すれば中国側がすかさずこの公開された英国の機密外交文書の事を持ち出すだろう。


それにしてもこの共同通信のスクープは日中関係打開のカギを握る一大スクープだ。
なぜ大手メディアや野党は日本政府にこの事実を確認して、
尖閣棚上げしかないだろうと迫らないのか。

なぜ外務省はスクープ記事を隠し続けるのか。
その間に、中国はどんどんと、尖閣は自分のものだと既成事実化している。

はやく棚上げで合意しないと、そのうち尖閣は文字通り中国領となる

(了)




憲法学者から思わぬレッドカード 安保法案審議に影響か

朝日新聞デジタル 2015/6/5 http://www.asahi.com/articles/ASH646RCKH64UTFK019.html

 
 「集団的自衛権の行使は違憲」。

4日の衆院憲法審査会に招かれた憲法学者3人は、
安全保障関連法案に「レッドカード」を突きつけた。


政府・与党内には、今後の衆院特別委員会の審議に冷や水を浴びせかねないとの見方が広がり、「委員会の存立危機事態だ」との声も出た。




 この日の憲法審査会は本来、立憲主義憲法制定過程を巡る議論について、
各党推薦の専門家から意見を聴く参考人質疑だった。

しかし、野党議員の質問をきっかけに議論は衆院特別委で
審議中の安保法案をめぐる議論に集中していった。


 小林節・慶大名誉教授は、今の安保関連法案の本質について
国際法上の戦争に参加することになる以上は戦争法だ」と断じ、
平和安全法制と名付けた安倍晋三首相や政府の姿勢を
「平和だ、安全だ、レッテル貼りだ、失礼だと言う方が失礼だ」
と痛烈に批判した。


 憲法や安全保障についての考え方が異なる3人の参考人だが、そろって問題視したのは、
昨夏の閣議決定で認めた集団的自衛権の行使だった。

集団的自衛権は「違憲」との見方を示し、
憲法改正手続きを無視した形で推し進める安倍政権の手法を批判した。


 長谷部恭男・早大教授は、従来の政府解釈が個別的自衛権のみを認めてきた点を踏まえて「(閣議決定は)どこまで武力行使が許されるのかも不明確で、立憲主義にもとる」と批判した。


 笹田栄司・早大教授は、内閣の判断で憲法解釈を変えることについて、
戦前のドイツでナチスの台頭を許した「ワイマール(体制)のことを思う」と言及。
専門の違憲審査の問題を踏まえて、憲法解釈については「少しクールに考える場所が必要」などと指摘した。


 教授らは、新たな安保関連法案が、「戦闘現場」以外なら米軍などへの後方支援を拡充する点についても問題点を指摘した。


 長谷部氏が「(憲法9条に抵触する他国との)武力行使の一体化が生ずるおそれは極めて高くなる」と発言。

小林氏は、戦争への協力を銀行強盗を手伝うことにたとえて、
こう皮肉った。

 「一体化そのもの。長谷部先生が銀行強盗して、僕が車で送迎すれば、一緒に強盗したことになる」