フィギュアスケートの偏向”放送”はこうして作られる。

偏向報道ならぬ、偏向放送はこうして作られる。



2015年3月に上海で行われた世界選手権で
羽生選手が銀メダルを獲得した時のFSで比較




殆どジャンプの種類しかコメントしていない、海外放送。

リンク全体を出来るだけ撮らずに、カメラワークを駆使して
羽生選手のスケートの遅さ、リンクカバー率の低さが判りにくいようにしていますが、
日本のように大絶賛コメントはされていないので、自分の目で確認できる部分は多いです。

リンク側面にある広告看板をみれば、そのスケートの遅さを確認することができます。







2015 World Figure Skating Championships Yuzuru HANYU FS https://youtu.be/oSzwrcz3TTo

観客席でファンが撮影した動画。

スピードが遅く、冒頭の4回転ジャンプ(いずれも失敗)をした後は、
殆ど、リンクの端によることはありません。

体幹がしっかりしていないのか、中盤や後半のステップ部分の動きが
グニャグニャしています。
(日本のテレビ放送では、実況・解説の大絶賛コメントに惑わされてしまうのですが)

ラストのイナバウアーでは、リンクの10分の1ほどを、遅いスピードで滑っていたことが判ります。(テレビ放送では、、リンクの半分ほどを滑っているように見えるのですが)





2015 World Figure Skating Championships Denis TEN FS https://youtu.be/pBj_YFfEU24

同じ観客の方が撮影した、デニス・テン選手の動画
スピードがあるので、撮影するのに忙しそうです。

遠目でも、滑らかで美しいスケートが判ります。







2011年の世界選手権で、小塚選手が銀メダルを獲得した時のFS。

小塚選手のような高速スケートであれば、カメラはリンク全体を撮影するようになります。
(リンク側面にある広告看板に焦点が合わない程の速さです)