心のやすらぎ、『安心感』 があってはじめて、人だけでなく、動物も植物も幸せを感じることが出来るのだと思う。
最近、全ての命にとって大切なのは
「安心感」だな、、
という思いが、頭から離れません。
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「安心感」を感じることができて、はじめて
「しあわせ」を感じることができるのだと思います。
「安心」とよく似た言葉で、「安定」というものがありますが、
安心にとって、安定は大切ですが、
「安定=心がやすらぐ(安心)」ではないと思います。
ペットという存在を見れば、判り易いと思うのですが、
同じように安定した環境であっても、
飼い主の愛情で、顔つきが全く変わってきます。
サーカスの動物たちは”食住”が安定していますが、
芸をすれば褒められ
芸が出来なければ怒られます。
そこには「どんな時でも愛してくれている」という「安心感」がないので
愛されているペットのように「心が安らいだ表情」をしている動物は
いないのではないか、と思います。
しあわせを感じる為には、安心感が必要であり、
その為には、安定(不安を感じなくて良い環境)と、愛情による信頼関係が
大切なんだろうな、と思います。
野生化した凶暴ネコも“小笠原流”で可愛く大変身!
マイケルの出自はさだかではない。飼い主の元から脱走したか、あるいは、小笠原で野生化したネコが産んだのか。東京から約1050キロ南にある小笠原村・母島の南端の南崎という岬で壮年時代を過ごしたようだ。どのくらいの数の野生化したネコがこの南崎にいたかは定かではないが、十分な餌があるわけではない環境、ネコたちも生きるために必死になっていたことは間違いない。空腹のネコの目先にいたのは、岬で営巣していた海鳥たちだった。ネコは鳥を襲った。食い荒らされ、岬が死屍累々といった状態であることが発見されたのは2005年のことだった。
ネコは天性のハンターである。さらに小笠原では海鳥たちも、天敵となる動物がいなかった(ほ乳類はオガサワラオオコウモリしかおらず、キツネもイタチももちろんネコもいなかった)ため警戒心が薄く、あっという間にハンターの餌食となり捕食されてしまったのだった。
野生化したネコにより希少な野生生物が補食されてしまう事態を憂慮した小笠原では、2005年に行政機関や現地NPOなどで「小笠原ネコに関する連絡会議」を発足させ、ネコの出現ポイントを把握するために自動撮影機を各所に設置、ここと決めたポイントに捕獲カゴを置いて捕獲に取組みはじめた。マイケルもその過程で捕獲されたネコである。マイケルは数ある捕獲ネコの中でも気性の荒さは群を抜いており、捕獲された際、確認のために人間が近寄ると、カゴごと1m以上飛びずさったそうである。閉じ込められたことにパニックになり、怒り、鼻はカゴにぶつけてすりむけて真っ赤。人に向かっての威嚇も猛然たるものであったという。
捕獲されたネコの受け入れ先は、「小笠原の海鳥を守るため、そしてネコのため、動物を専門とする職業人としてできる協力をしましょう」と申し出てくれた社団法人東京都獣医師会となった。小笠原と東京を結ぶ定期船はだいたい6日に1便の運行なので、捕獲されてから出港日まで、ネコを飼育する施設「ねこまち」も2010年に開設された。東京まで25時間半の船旅の後、捕獲されたネコたちは受入を担当する獣医師の元へ運ばれ、そこで人間に慣れるための馴化が行われる。
ネコは天性のハンターである。さらに小笠原では海鳥たちも、天敵となる動物がいなかった(ほ乳類はオガサワラオオコウモリしかおらず、キツネもイタチももちろんネコもいなかった)ため警戒心が薄く、あっという間にハンターの餌食となり捕食されてしまったのだった。
野生化したネコにより希少な野生生物が補食されてしまう事態を憂慮した小笠原では、2005年に行政機関や現地NPOなどで「小笠原ネコに関する連絡会議」を発足させ、ネコの出現ポイントを把握するために自動撮影機を各所に設置、ここと決めたポイントに捕獲カゴを置いて捕獲に取組みはじめた。マイケルもその過程で捕獲されたネコである。マイケルは数ある捕獲ネコの中でも気性の荒さは群を抜いており、捕獲された際、確認のために人間が近寄ると、カゴごと1m以上飛びずさったそうである。閉じ込められたことにパニックになり、怒り、鼻はカゴにぶつけてすりむけて真っ赤。人に向かっての威嚇も猛然たるものであったという。
捕獲されたネコの受け入れ先は、「小笠原の海鳥を守るため、そしてネコのため、動物を専門とする職業人としてできる協力をしましょう」と申し出てくれた社団法人東京都獣医師会となった。小笠原と東京を結ぶ定期船はだいたい6日に1便の運行なので、捕獲されてから出港日まで、ネコを飼育する施設「ねこまち」も2010年に開設された。東京まで25時間半の船旅の後、捕獲されたネコたちは受入を担当する獣医師の元へ運ばれ、そこで人間に慣れるための馴化が行われる。
しかし、あの凶暴なネコがどのようにして人懐っこいネコになるのか?
受入動物病院によりいろいろだが、共通しているのは
●ネコを入れたケージを診療室内の人が多く通る場所に置く
●ケージを通り過ぎるたびに声をかける
●ケージ越しにおもちゃや棒などでじゃれさせる
●様子を見ながら抱くなどしてコミュニケーションを取る
病院によっては、ほかのネコや、イヌなど他の動物と交流させたりすることも。また、エリザベスカラー(首の周りに装着するらっぱ状の器具)つけた状態で病院内を散歩させ、慣れてきたらカラー無しで散歩させるなどの工夫も行っている。
●ネコを入れたケージを診療室内の人が多く通る場所に置く
●ケージを通り過ぎるたびに声をかける
●ケージ越しにおもちゃや棒などでじゃれさせる
●様子を見ながら抱くなどしてコミュニケーションを取る
病院によっては、ほかのネコや、イヌなど他の動物と交流させたりすることも。また、エリザベスカラー(首の周りに装着するらっぱ状の器具)つけた状態で病院内を散歩させ、慣れてきたらカラー無しで散歩させるなどの工夫も行っている。
こうして、早いネコなら1カ月、気性が荒いネコでも3カ月ほど経つとすっかりペット的ネコになるそうだ(マイケルは2カ月ですっかり人に慣れたという)。
特別な訓練などではなく、日常的に接しネコに安心感を与えると自然とペット化する、これが“小笠原流ネコ軟化術”というわけだ。
これまで東京都獣医師会の元へ搬送されてきた小笠原ネコはすでに500匹を超えた。同獣医師会では年1回、小笠原を訪問し、イヌ・ネコを中心とした派遣診療を行っている。そして個体識別のためのマイクロチップを挿入し、ネコが脱走しても飼い主が突き止められるようになっている。さらに小笠原村や東京都など自治体、環境省、林野庁といった省庁、現地NPOなどでは、「猫を日常的に屋外で飼わない」「避妊去勢手術のメリット」など、適正飼養に関する情報を提示しており、室内飼いのためのテクニックを伝えたり、住民からの相談にも乗ったりしている。住民たちも飼い主会を結成し、適正飼養のためのルール作りやモラル向上に取り組んでいる。
ネコの捕獲や管理が本格的になってきてから、アカガシラカラスバトという小笠原にしか生息していない希少な鳥は目に見えて数を増やし(2006年5月の東京都の報告書によるとは小笠原諸島の推定個体数は40羽以下とされていたが、現在はNPO法人小笠原自然文化研究所によれば200羽以上に増えたと考えられている)、その成果は毎年父島・母島で開催されるイベント「あかぽっぽの日」で住民に報告されている。
官民で取り組んだ結果、今では住民が暮らす父島・母島に飼い主不明のネコはいなくなった。飼いネコの避妊去勢率は100%となっているの。もう野生化ネコが増えることはない。ここに至るまでに10年近い歳月があった。やがて、小笠原から搬送されるネコもいなくなるだろう。
各動物病院で馴化されたネコは、今後、里親制度を確立させ、希望者に手渡すことになるようだ(現在は病院に来る患者さんや病院スタッフが主な引き取り手となっている)。里親制度が軌道に乗れば、あなたも“小笠原流”でおしとやかになったネコといっしょに暮らせるかもしれない。
(島ライター 有川美紀子)
これまで東京都獣医師会の元へ搬送されてきた小笠原ネコはすでに500匹を超えた。同獣医師会では年1回、小笠原を訪問し、イヌ・ネコを中心とした派遣診療を行っている。そして個体識別のためのマイクロチップを挿入し、ネコが脱走しても飼い主が突き止められるようになっている。さらに小笠原村や東京都など自治体、環境省、林野庁といった省庁、現地NPOなどでは、「猫を日常的に屋外で飼わない」「避妊去勢手術のメリット」など、適正飼養に関する情報を提示しており、室内飼いのためのテクニックを伝えたり、住民からの相談にも乗ったりしている。住民たちも飼い主会を結成し、適正飼養のためのルール作りやモラル向上に取り組んでいる。
ネコの捕獲や管理が本格的になってきてから、アカガシラカラスバトという小笠原にしか生息していない希少な鳥は目に見えて数を増やし(2006年5月の東京都の報告書によるとは小笠原諸島の推定個体数は40羽以下とされていたが、現在はNPO法人小笠原自然文化研究所によれば200羽以上に増えたと考えられている)、その成果は毎年父島・母島で開催されるイベント「あかぽっぽの日」で住民に報告されている。
官民で取り組んだ結果、今では住民が暮らす父島・母島に飼い主不明のネコはいなくなった。飼いネコの避妊去勢率は100%となっているの。もう野生化ネコが増えることはない。ここに至るまでに10年近い歳月があった。やがて、小笠原から搬送されるネコもいなくなるだろう。
各動物病院で馴化されたネコは、今後、里親制度を確立させ、希望者に手渡すことになるようだ(現在は病院に来る患者さんや病院スタッフが主な引き取り手となっている)。里親制度が軌道に乗れば、あなたも“小笠原流”でおしとやかになったネコといっしょに暮らせるかもしれない。
(島ライター 有川美紀子)
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デンマークは「幸せ大国」、と言われているけれど、
「本当に幸せになろう」、って意思が明確にあるんだと思います。
「自分は何を望んでいるのか?」と、
本当に自分が望んでいることに対して
みんなが素直なんだと思うな。
日本は、タテマエ社会で、
「何のためにやっているのか???」ということが多すぎる。
いわゆる、「本末転倒」っていうことが、多すぎるんだと思うな。
原発容認社会だったわけだし、
貧困容認・格差容認の社会だった(と過去形で言いたい)わけですから。
そんなこんなで、自分が何を求めているかもわからず、気づかず、
心の平安を失ってしまっているのではないかと思います。
日本は常に何かと勝ち負けを争うような社会になってるな~と思います。
勝ち負けを争う中では、「達成感」は得られるけど「安心感」は得られないんじゃないかな。
「幸せになる」というベクトルを、
「成功する」というベクトルにすり替えられているように思います。
『今、スペインでは税金高く、失業率がべらぼうに高いけれど、
それでも何とか持っているのは、医療と教育が無料だから、
年金で暮らせるし、食料品が安く豊かだから・・・』
ということだそうなのだけれど、
お金がなくても、職がなくても、「安心すること」が出来れば、幸せでいられると思います。
逆に、お金があっても職があっても、「安心すること」が出来なければ・・
デンマークは、税金が日本より随分高い(日本も実質的税率は高い国)けれど、
スペインと同じく、医療費と教育費が無料だということで、
国民は「安心して暮らせる」と喜んでいる人が多いそうですが・・・
やはり、幸せには「安心感」が不可欠だということだと思います。
幸せとは勝ち負けを争って、奪い合って得るものではないということ。
みんなでより良い社会を作り上げていく中にしか、
本当の安心、そして幸せはないということじゃないかな、と思います。
デンマーク流「幸せな働き方」幸福度も生産性も高い秘密|幸福大国デンマークのデザイン思考
ダイヤモンド・オンライン http://diamond.jp/articles/-/42176 @dol_editorsさんから「問題」に対する捉え方の違い
「君の行為は、チームのみんなにとって自分の思っていることを伝えるという“サービス”。心に秘めていることを明確に示したからね。問題があるにも関らず逆に何も言わないのは、デンマークではタブー。
ありがとう、という言葉には個人に対する尊敬の意味がある。あなたが重要、個人の思いが重要という考えなんだ」
なるほど。ところで、私はこの問題を柔軟に受け止める態度が、早い段階での問題解決に繋がり、結果的にデンマーク人の生産性の高さを証明しているように思えます。
デンマーク人の生産性の高さはどこにあると思われますか?
デンマークでは問題が起きたときに、オープンに話す文化があり、何か上手くいかないことがあればそれをはっきりと伝える。米国は階層社会なので、『これはいいね、でもこの辺をちょっと変えられるかな?』という風にアメリカ人には話すけど、デンマーク人にはそれでは上手くいかない。もっと直接的に言うね。
この断固とした態度は、別に相手に社会的な恥をかかせるものではない。単純にその人が受けた教育が悪かったのかと思うから言うのであって、別に本人に直接向けるわけではないし、相手もそれを理解している。
それにデンマークでは上司よりも“問題”の方が重要。
上司がいるから会社にいて仕事をやるのではなく、仕事をやるために会社にいるという文化がある。タスクの方がより重要なんだよ。
U理論にも、人は自分のしていることに感情的に繋がりを持つことができれば、本人は納得がいくまでやり続けるので、そこから生まれる解決は長続きするという考えがある」
上司がいるからではなく、仕事をやるために会社にいる。この考え方を取り入れることができれば、私たちが普段行っている無駄な残業を少しは減らすことができるかもしれません。
私が広告代理店に勤務していたときは、誰に何か言われたわけでもないのに上司よりも早く帰宅すると悪い気がしたものです。明日やっても問題ない仕事をしながら、横目で上司がオフィスを去るのを確認してから帰ることもありました。
仕事をしているには変わりはなく、また中には「遅くまで頑張っているね」と残業に対して評価してくれる上司もいたので、こういった種類の残業をやめる理由も見つかりませんでした。しかし幸福大国のデンマークに住むようになってから、幸せな働き方とは何か考えるようになり、残業に対する考え方も変わりました。
生産性を上げて
ワークライフバランスを実現する働き方
風力発電機メーカーのヴェスタスでエンジニアとして勤務しているクラウス・オーバーベックさん(33歳)は、毎日8時から午後4時まで働いていますが、特別な状況や緊急の案件がない限り夕方4時以降に仕事をすることはほとんどないと言います。
平日は週に2度は友人と会い、彼らとのゆっくり過ごす時間を大切にしているクラウスさん。
あなたにとって仕事とは何ですか?と聞くとこんな答えが返ってきました。
「会社にとって価値をもたらすタスクを完了すること。それはサービスかもしれないし、または会社にとって価値をもたらす何らかのタスクかもしれない。会社にサービスを私は提供しているのです。だから彼らは自分にお金を払っている。
仕事を楽しいと思うときもあります。技術に関する話をしていても仕事とは思えないくらい楽しいときがある。単純にやらなければいけないからやる仕事ではなくて、楽しめる仕事を見つけることに重点を置いています」
昇給についてはどうお考えですか?
「昇給は自分にとっては大きな違いをもたらしません。自分のした仕事が相手にとって感謝されることが大切なのです。給料はある一定のレベルまでいくと満足するようになります。それによりたくさんもらっても、それだけ高額の税金を支払うことになりますからね。すでにある程度の年収をもらっているので、現状には満足しています。
昇進はというと、時々上司から自分はソフトな人間すぎると言われます。でも、だからといって自分の性格は変えたくないんです。どうしてもっとハードな人間になりたいと思うのでしょうか。自分でない人間を演じることはしたくありません」
確固たる価値観をお持ちなのですね。
「そうです。会社側が自分のもっているものを見なくてはいけないんです。多くの人はそれを見ることはありません。みんな異なる価値観を持っていますから。もっとタフな人が欲しいと思っているかもしれませんが、いろんな上司がいます。どんな人材を望むのかは、彼らの性格次第ですし、彼らがどう自分を見るのかということです」
ところでクラウスさんは仕事かプライベート、どちらが大切ですか?
「簡単です。もちろんプライベートの方が重要です。自分が何者かと聞かれたら、私はベスタスのエンジニアで、ダンサーです。それに絵を描くのも好きだし旅行をするのも好き。周りの人はみな私のことを一人の人間として理解しています。
あなたという人間は仕事だけで定義すべきではないと思います。仕事はあなたの一部として定義すべきです。もちろん仕事は大切ですし、この仕事に感謝しています。でも、同時に自由な時間も大切なのです。演劇を見たり、ダンスをしたりなんでも好きなことができるという自由です」
仕事に対して、どのような価値観を持たれて取り組んでおられるのですか?
「楽しむこと、オープンであること、誠実であること、信頼できることの4つです。自分がやっていることに上司が信頼してくれている。今日は家で働くと言っても、自分は仕事をやり遂げるんだと彼らが信頼してくれていることです」
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勝負事に勝って成功したときは、興奮や昂揚感がありますが、それが幸せか???と自分に問うてみると、ちょっと感情の波が激しすぎるような気もします。
最近、「安心した」「大丈夫だった」と感じたときに、幸せを感じているな~ということに気づきました。
日本はスペインより現金を沢山もっているかもしれませんが、
支払わなければいけない現金も多すぎるんですよね。
それが不安に繋がってしまうんだと思います。
現金収入や貯金が少なくても、
医療費や教育費が無料で、食料品が安く、社会保険料や住民税が無くなれば、
随分安心して暮らせると思います。
日本はスペインやデンマークより現金は沢山持っているけれども、現金で縛られる社会になってしまっているな、ということを・・・。
今までは自覚することすらなかったけれど、
今では社会全体の問題として「お金の問題」が地域社会や自然、、
そして人の「安心感」を壊している現実に気づく人が増えていますよね。
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大泉洋さんの余裕のある雰囲気も、恵まれた才能だけではなく、
「安心感を持って仕事をすることが出来る環境」から生まれているように思います。
安心感が幸せを感じさせて、心を強くさせて、
あの優しく明るい雰囲気を出すことが出来るんじゃないかなぁ。