安倍首相が秋葉原の都議選応援演説で「安倍やめろ」コール殺到に逆ギレ!NHK、安倍首相辞めろコールを報道せず・・・ 街頭演説の映像は安倍首相の音声のみ

秋葉原 籠池氏乱入 大混乱 https://youtu.be/AKdq5KasxF0


籠池氏 「嘘ついたらアカンーーー 本当の事を言えーーー 貰ったものは貰ったと言えーーー 
     100万円渡したら渡したと言えーーー! うそつき総理はもうイランーー!!!」
籠池夫人 「安倍が悪い!安倍ヤメロ!安倍ヤメロ!」



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安倍首相が秋葉原の都議選応援演説で「安倍やめろ」コール殺到に逆ギレ! 国民に向かって「こんな人たちに負けない」

 駅前を覆い尽くす政権批判のプラカード、そしてものすごい音量の「安倍やめろ」の声──。安倍首相は本日16時から秋葉原駅前で行われた都議会選の応援演説に登壇したが、自民党候補の応援どころではなく、国民の激しい批判の声にさらされる結果となってしまった。

「安倍やめろ」コールは自民党陣営の演説スタートまもなくからはじまった。聴衆からは安倍政権を批判するさまざまなプラカードが掲げられ、「安倍やめろ」と書かれた大きな横断幕まで登場。

それを自民党スタッフは「自民党青年局」の幟を並べることで隠そうとするなど必死に。他方、駅前にはあの籠池泰典・前森友学園理事長夫妻まで登場するなど、演説会はまさにカオス状態となった。

 そして、安倍首相が16時40分ごろに演説カーに登ると凄まじいブーイングと「帰れ!」コールが噴出。安倍首相がマイクを握ると、支持者らが拍手を送るも、より強くなった激しい「帰れ!」「安倍やめろ!」の声に掻き消されたのだ。

 この国民の批判が殺到する事態に、しかし、安倍首相は反省するどころか逆ギレ。なんと聴衆を指差しながら「演説を邪魔するような行為」「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と叫んだのだった。

 国民の批判の声に陰謀論丸出しで“演説妨害”と決め付けるというのはいかにも安倍首相らしいが、しかしいくら話をスリ替えようが、負け惜しみを言おうが、安倍首相にとって、こうした批判を浴びせかけられる絵ができあがってしまったことは大誤算だったはずだ。

この都議会選で安倍首相は2度、応援演説に参加したが、どちらとも街頭ではなく小さな屋内の会場だった。これは批判のヤジがあがることを見越し、声があがりづらい屋内を選んだことは明白。だが、にもかかわらず、会場からはヤジが飛ぶ結果に。

 それでも、一度も総裁が街頭演説に立たなければ「逃げた」と思われることも事実。そこで選んだのが、自身の「ホーム」たる秋葉原駅前だった。

 2012年の総選挙では、やはり投票日前日に麻生太郎元首相とともに秋葉原駅前の街頭演説に立った安倍首相だが、その日は日の丸の旗を持った支持者が埋め尽くし、安倍首相に対し大きな応援コールが巻き起こった。それは2014年の衆院選でも同様だった。

 まるで戦前を彷彿とさせる異常な光景だったが、安倍首相にとっては、秋葉原は熱烈な支持者が集まる場所。今回もヤジが飛んだとしても、そうした支持者らがカバーしてくれる。そう信じたのだろう。

 しかし、そうはいかなかった。支持者の声や拍手よりも、森友・加計学園問題をはじめとする疑惑を権力の力でもみ消そうとするその不誠実極まりない態度に怒りをもった市民の「やめろ」の声のほうが上回ってしまった。つまり、メディア各社の内閣支持率の数字と同じように、安倍首相に対する信頼感は完全に失われている。そのことが数字だけではなく状況として証明され、さらには映像に記録されてしまったのだ。

 安倍首相に投げつけられた聴衆からの退陣要求の模様は、テレビでも流されることになるだろう。しかし、勝負はこれからだ。きょうの秋葉原を、安倍政権の終わりの始まりにしなければならない。
(編集部)


【悲報】NHK、安倍首相辞めろコールを報道せず・・・ 街頭演説の映像は安倍首相の音声のみ

7月1日の秋葉原では安倍首相の街頭演説で多くの野次や批判の声が飛び交っていましたが、NHKはこれについて具体的な報道をしませんでした。

夕方のニュースを見てみると、NHKは安倍首相のマイクから直接記録した音声データを使っているようで、首相の声以外は何も聞こえない状態となっています。

番組中で批判の声に言及する場面は一度もなく、NHKのニュースだけを見ている人は、このような騒然とした街頭演説になっていたことは分からないと言えるでしょう。

ただ、ネット上ではヤフーや朝日新聞のトップニュースとなり、大手SNSでも話題になっています。


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籠池氏に逮捕説 安倍首相が街頭演説に“乱入”され逆恨みか


「あれで籠池さんの逮捕は決まりだな」――。

森友学園の理事長だった籠池泰典氏(64)の逮捕説が強まっている。
安倍首相が激怒しているというのだ。

  激怒している理由は、もちろん都議選の最終日、安倍首相が最初で最後の街頭演説をした秋葉原に籠池氏が乱入したことだ。

 「説明責任を果たさない国政の責任者が演説すると聞いてお邪魔した」 
  籠池氏は記者団にそう語り、「機会があれば渡したい」と100万円の札束が入った封筒も見せた。昭恵夫人から寄付された100万円を返却するという。

  
籠池氏が姿を現したために、現場は「カーゴイケ!」の大合唱になった。

安倍首相は、「安倍辞めろ!」コールの大合唱が起きたのは、籠池氏が火をつけたからだと逆恨みしているらしい。

この先、安倍首相が街頭に立つたびに籠池氏が姿を現すことも警戒しているという。
  
しかし、自分の前から消すために逮捕などということが、この国で許されるのか。







(社説)都議選、自民大敗 政権のおごりへの審判だ
http://www.asahi.com/articles/DA3S13016277.html


東京都議選自民党の歴史的な大敗に終わった。

 小池百合子都知事への期待が大きな風を巻き起こしたことは間違いない。
ただ自民党の敗北はそれだけでは説明できない。安倍政権のおごりと慢心に「NO」を告げる、有権者の審判と見るほかない。

 「安倍1強」のゆがみを示す出来事は枚挙にいとまがない。

 ■数の力で議論封殺

 森友学園加計学園の問題では、首相自身や妻昭恵氏、側近の萩生田光一官房副長官らの関与が問われているのに、説明責任から逃げ続けた。
そればかりか、野党が憲法53条に基づいて要求した、臨時国会の召集にも応じようとしない。

 国民の賛否が割れる「共謀罪」法を、委員会審議を打ち切る異例のやり方で強行成立させた。民主主義の根幹である国会での議論を、数の力で封殺する国会軽視にほかならない。

 閣僚や党幹部らの暴言・失言も引きも切らない。

最たるものが、稲田防衛相が都議選の応援演説で「防衛省自衛隊防衛大臣としてもお願いしたい」と支持を呼びかけたことだ。

 稲田氏は以前から閣僚としての資質が疑われる言動を重ねてきたが、首相は政治的主張が近い、いわば「身内」の稲田氏をかばい続ける。

 次々にあらわになる「1強」のひずみに、報道各社の世論調査内閣支持率が急落すると、首相は記者会見などで「反省」を口にした。
しかしその後も、指摘された問題について正面から答えようとはしない。

 首相と民意のズレを象徴したのは、都議選最終日のJR秋葉原駅前での首相の演説だ。
 
聴衆から首相への「辞めろ」コールがわき上がると、首相は「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と声を張り上げた。
首相にすれば、ごく一部の批判派による妨害だと考えたのだろう。
だが都議選の結果は、首相の政権運営に対する「NO」の声は、決して一部にとどまらない現実を物語る。

 ■臨時国会を召集せよ

 安倍政権の議論軽視、国会軽視の姿勢は今に始まったものではない。

 2012年の政権復帰以来、選挙では「経済最優先」を掲げながら、選挙が終わると特定秘密保護法や安全保障関連法など、憲法上大きな問題をはらむ法律を成立させてきた。

 多くの国民や野党が懸念の声をあげ、問題点を指摘しても、時間をかけて理解を求めようとはせず、一定の審議時間が積み上がったからと数の力で押し切ってきた。

 国会は主権者である国民を代表している。野党の背後には多くの国民がいる。
首相は、その民主主義の要諦(ようてい)を忘れてしまってはいないか。

 これまで衆参両院の選挙に勝ち続けてきたことが、首相の力の源になってきた。
地方選とはいえ、首都である都議選での大敗は、今後の首相の政権運営に影を落とすのは間違いない。

 来年9月の党総裁選、同年12月に任期満了を迎える衆院議員の選挙、さらには首相が旗を振る憲法改正への影響は避けられないだろう。

 首相がとるべき道ははっきりしている。憲法に基づき野党が求めている臨時国会をすみやかに召集し、様々な疑問について誠実に説明を尽くすことだ。

 政権は国民から一時的に委ねられたものであり、首相の私有物ではない。
その当たり前のことが理解できないなら、首相を続ける資格はない。


 ■小池都政も問われる

 都政運営の基盤を盤石にした小池知事も力量が問われる。
 「ふるい都議会を、あたらしく」という宣伝文句で改革姿勢を打ち出し、現状に不満をもつ人々の票を、自らが率いる地域政党都民ファーストの会」に導いた手腕は見事だった。

 だが、自民党都連を「敵」に見立て、政治的なエネルギーを高めていく手法はここまでだ。「挑戦者」として振る舞える期間は名実ともに終わった。首都を預かるトップとして、山積する課題を着実に解決していかなければならない。

 例えば、2025年をピークに東京も人口減に転じる見通しだ。「老いる巨大都市」にどう備えるのか。築地市場の移転にしても、五輪の準備にしても、問題を提起はしたが、具体的な成果は乏しく、前途は決して生やさしいものではない。

 都議選告示後の都民を対象にした朝日新聞世論調査では、知事を支持する理由として「改革の姿勢や手法」と答えた人が支持層の44%を占め、「政策」はわずか4%だった。実績を積んで、「政策」を挙げる人を増やしていかなければ、いずれ行き詰まるのは明らかだ。

 この数年、都知事は短期で交代し、都政は揺れ続けてきた。小池氏は東京の未来図をどう描き、説明責任を果たしながら、それを実現させるのか。1千万都民の目が注がれている。