今の原発問題も、全ては国民、一人一人の問題。国民の意識が高くなる事でしか良くならない。


今の原発問題も、全ては国民、一人一人の問題。国民の意識が高くなる事でしか良くならない。

日本政府の、各自治体の、東京電力の、関西電力などの
国民の生命財産をまるで無視した利権のぶんどり合戦が
世界が経験した事のない、原発放射能被害の後、収束も見えない中で
2年過ぎた今も、強行され、
それを、NHKを筆頭としたマスメディアが報じないという現状。
(目を反らす為に、北朝鮮の危機ばかり報じているが、
 これは知っている人には飽き飽きする話で、
 北朝鮮の危機、尖閣の危機を煽って、アメリカの軍事物資を購入するという
 何度も何度も行われている、対米従属の流れである)

でも、こんな現状も、根本の原因を追及すれば
国民の無関心、無知に、辿り着いてしまう。

全ては国民一人一人の意識の問題なのだ。

でも、2012年頃からは、
インターネットを中心に、心ある人が発信し、それを受け止める人も増え、
そんな人たちが、どんどん繋がっています。

私が尊敬するお二人、(安部さんのタウンミーティングには3回参加して、顔を覚えられてました)
このお二人が繋がって、講演会をしてくれています!
これは大感激!!!

もの凄く貴重な話をされています。




孫崎享氏×安部芳裕氏』 対談
(この対談は必見です!)
どうする!? マスコミの報じない日本の崖っぷち!2013.03.31
個々の講演の後で、行われた対談。
■出演 孫崎享氏(元外務省国際情報局部長)、安部芳裕氏(プロジェクト99%代表)
 
 
孫崎さんが対談のラストで
「鳩山さんが昨年10月頃にやろうとしていたこと。
もう政治家に対する国民の信頼度が無くなった。
所謂政治家ではない国民連合を作ってはどうか、
これに政治家がくっつくというのだどうだろうか?と提案していた。
これが突破口の一つでは。
 
突破口がなさそうに見えるけど、何故今、再稼動が新たに起こらないか?
首相、自民党、電力会社、読売新聞も再稼動したいと思っている。
しかし止まっているのは、国民の動きなんです。
だから、我々は一人一人が何が出来るか?無理せず、危険な所に行く必要もない。
安全であって出来ることって一杯あり、
それを一人一人が考えて出来ることをやっていく時期にきていると思います」







嘘はもういらない。



自分に対して誠実に生きることは、とても気持ちのよいものです。
自分に嘘をつくことのほうが、わたしには大変なことであり、いやなことであるからです。
小出裕章さん)



Mayumi Chakura Takaharaさん(facebookシェア)

どこからの引用だったか? 
NO NUKES 2012かもしれません。
去年にシェアした小出裕章さんの言の葉。
私の心にも再度シェア、そしてみなさまへも再度シェア致します。
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【わたしたちの願い】 小出裕章

たとえば,あなたのクラスに34人の生徒がいるとします。
その中の33人が,あることを賛成したとします。


よく考えて賛成というひともいるし,
あまり考えずに「みんながそうなら、そうしよう」と、
まわりに合わせてしまうひともいるかもしれません。


クラスは、あなたひとりを除いて,「賛成」の意見でまとまりそうです。
けれど,あなた自身は,どうしても賛成できません。
そのとき、あなたはどうするでしょう。


たったひとりで、33人を前に「反対」といえるでしょうか。


「いえない」とあなたが思うなら,それはなぜでしょう。


みんなとちがうと、クラスで浮いちゃうから?孤立するから?
みんなに合わせておいたほうが、らくだから?
ひとりだけちがうと、「かっこつけて」とか「目立ちたがり」とか「生意気」とかいわれそうだから?
そして,仲間外れやいじめにあいそうな気がするから?


理由はたぶんいろいろだと思います。
しかし,反対なのに,反対である自分を消して,まわりに合わせた自分を,
あなたはいつか「いやだな」と思うようになりませんか?


そうして,いつも,まわりに合わせてしまうことがあなたのくせになって,
ずっとそんなふうに生きていくことになったら、あなたは自分を好きでいられるでしょうか。


みんなの意見に無理に自分を合わせることに必死だった11歳のある子は。ある日、いいました。


「ずっと、ずっと、消しゴムでゴシゴシ自分を消しているみたいだった。
そんなのいやだと思いながら,ゴシゴシ消していた。
そしたら、自分が消えて、自分でなくなっちゃったみたい」と。



わたしは、日本という国がひとつになって原子力発電に賛成する人たちがどんどん多くなっていくときにも,反対をしてきたひとりです。

「たいへんだったでしょう」と、よくいわれます。


けれど、わたしは、そうは思いません。


自分に対して誠実に生きることはとても気持ちのよいものです。
自分にウソをつくことのほうが、わたしにはたいへんなことであり、いやなことであるからです。


少なくとも私は,自分の考えを裏切らずに済みましたので,ありがたい人生だと思います。



しかし,十分に原発の危険性を伝えることができず,
今回の事故が起きてしまったのは,とてもくやしい思いがします。


原子力発電は、あなたのいのち、あなたの人生に直接かかわることなのですから,
しっかりと学んでください。



私はやがてはいなくなります。
あなたよりずっと年上なのですから。


そのときに、自分で考えて,ひとりでも行動できる,そういうひとになってほしいと願います。
そして思ったことをひとに伝えて、みんなで話し合いながら未来を考え,決めていくような社会が来ることをこころから願います。


起きてしまった原発の事故を起きなかったことにはできないし、
過去を変えることはできないけれど,
現在と未来をつくることができるのは,一人ひとり
の「あなた」です。

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嘘はもういらない。

 
 
 
 
平和を守る為にはまず生存権の確保を
 (堤未果氏)
アメリカでずっと取材をしていて判ったこと。
9条が変わる頃には、当たり前の暮らしをする生存権と引き替えに戦地に行っていると思­うんです。
若い世代はワーキングプアなど生存権が脅かされている。
 
イラク戦争に派遣された若者は、ワーキングプアなどで生活の為に派遣された。
現地でアメリカ政府・大企業に騙されたと気づいた。
しかし帰国して、本当の敵は「一人一人の無関心、無知、あきらめ」だと気づいた。
 
 
 
 

関電前抗議(2013/3/29)下地真樹さん:
 
ガレキ広域処理のこと、福島など汚染地から避難をさせないこと、不当逮捕のこと、原発再稼動のこと・・・
全て繋がっています。12分ですごくまとめて話してくれています。
 
 
 
 
 NEWSポストセブン|震災瓦礫受け入れ 国は受注してない相手に336億円拠出決定
 
高度経済成長期からこの国では、公共事業談合がたびたび問題となり、
時には政治家や業者の逮捕者を出す大事件となってきた。
だが、この<震災瓦礫詐欺事件>の前ではそんな談合事件がかわいいものにさえ思えてくる。
 
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官製談合では、まがりなりにも落札業者は事業を請け負い、国や自治体(発注者)に納品した。
 
問題は、発注者が実際の工事費よりもはるかに高いカネを税金から支払い、
それで浮いたカネ(裏金)が、特定政治家や役所に還流されていたことである。
 
 
それに比べて、震災瓦礫の広域処理を巡る税金の使途は呆れるほかない。
国は“入札”を検討しただけで受注もしていない相手に総額336億円の拠出を決め、うち約176億円が実際に支払われた。
そして、支払った側は「返還しなくていい」、受け取った側も「返す必要はない」と、開き直ったように説明しているのだ。
 

「カラ補助金」というべき問題の主体となったのは環境省である。
 

昨年3月、野田政権(当時)は、震災瓦礫の処理・焼却の協力を全国の自治体に求める広域処理の方針と、その財源に復興予算特別会計を充てることを決めた。
協力に応じた自治体には産廃処理場の建設費、改修費が交付され、それとは別に瓦礫の受け入れ量に応じて1トンあたり3万~8万円の焼却費も支払われた。
瓦礫を焼却すれば燃料費などの実費がかかり、焼却炉の傷みも増える。
だから被災地の復興の助けになるのであれば、復興予算を全国に配る正当性も認められよう。
実際、復興予算交付を“餌”にしたことで、12都道府県(21団体)が瓦礫受け入れ検討を表明した。
その意味でいえば「効果はあった」といえるかもしれない。
 
ところが、昨夏頃から事態は不可解な展開を見せる。
被災地の“瓦礫量”が見積もりより少ないことが判明し、21団体中、14団体が受け入れ候補地から除外されたのだ。
当然、それらの自治体は復興予算の交付はナシになると思いきや……、そうはならなかった。
 
環境省は最初からそれらの自治体に瓦礫が回らないことを見越していたかのように、都道府県に協力を呼びかける廃棄物対策課長名の通達(昨年3月)の中に、以下のような内容を入れていたからだ。
〈結果として災害廃棄物を受け入れることができなかった場合であっても、交付金の返還が生じるものではありません〉
 
これは「瓦礫を受け入れなくても交付金はあげます」という自治体への「カラ補助金」交付の密約ではないか。
 
 
環境省はこう回答する。
「瓦礫の総量がわからない中で協力を求めた。自治体の協力を得るために仕方なかった」(同省廃棄物対策課)
 
そもそも復興予算は「被災地の復興に使うための財源」のはずだ。
瓦礫を受け入れない自治体に使うのはおかしい、そう質しても、「返還は必要ないと考えています」と繰り返すばかり。
 
 
“どうしても復興予算を配りたかった”──そうとしか解釈できない態度なのだ。
 
 
週刊ポスト2013年4月12日号